東大の良さは選択肢の多さと学生のレベルの高さです。全ての1.2年生が所属する前期教養学部では、全学生向けに多くの授業が開講され、目的意識と強い好奇心さえ持っていれば、他の大学にはない多彩でレベルの高い授業を受けることができます。
1.2年生のときに幅広く学ぶことは、その後の進路決定にとても役立ちます。自分のやりたいことを3.4年の専門にし、その後もライフワークとして関わっていくためには、前期教養学部のうちに色んなものに首を突っ込むことがとても役に立ちます。
僕は、1.2年生のときあまり勉強しませんでしたが(今ではとても後悔しています)、1年生のときに授業でミャンマーの人権問題を扱って以来、マイノリティの人権問題などに興味を持って、その後の進路を決めました。文一でしたが法学部に行かず、後期教養学部で文化人類学を学んでいます。