応援メッセージ

KEG(経済学部金融学科 学部3年)

東大の一番の魅力は「人」だと思います。私は田舎の名もない高校出身で、東大以外の学生と交わる機会が多いですが、その中で東大生が持つ「明確なビジョン」「行動力」「積極性」は特に際立っています。遊ぶ時には全力で遊び、学ぶ時には全力で…
所属団体:ISFJ日本政策学生会議
アルバイト:塾講師、カフェ店員
出身高校:私立茨城高等学校
趣味:音楽鑑賞

現在、特に力を入れている取り組み

今年から所属しているゼミでの活動に力を注いでいます。専攻は金融政策、物価であり、2013年に話題になった「異次元金融緩和」や「FRB」等の研究をしています。
通常、経済学部のゼミでは"輪読"という学術書の読み込みが活動のほとんどを占めますが、私が所属するゼミではディベートや議論を積極的に行っています。ただ経済理論を忠実に学ぶだけでなく、それを現実の世界にどう応用できるか、その政策決定は正しいのかといった議題を定め理解を深めています。
高校生の目から見ると、経済学は「お金を得るための方法論」と思われがちですが、実際の経済理論は非合理の人間行動を含む複雑な学問です。ただ机上で本をめくだけでなく、優秀なゼミ生と行う白熱した議論は本当に楽しいです。

東大の魅力

東大の一番の魅力は「人」だと思います。私は田舎の名もない高校出身で、東大以外の学生と交わる機会が多いですが、その中で東大生が持つ「明確なビジョン」「行動力」「積極性」は特に際立っています。遊ぶ時には全力で遊び、学ぶ時には全力で学ぶ。また、思いついた事は徹底的にやり抜く学生が非常に多いです。ただ漫然と過ごす大学生活では満足しないからでしょう。常に何かに全力をかけ、熱く将来を語り刺激を与え合う友人は、この大学でしか得られないと思います。

東大の足りないところ

「東大以外」に目を向ける能力です。自信を持ち、常に積極的に行動する姿勢は非常に素晴らしいと思います。ただ一方、他大の学生や職業について甘く見ている面を時々感じます。勿論東大に優秀な学生が多いという点は事実ですが、そのコミュニティに安息し、内部の環境に固執する点があります。様々な人間を許容する姿勢、理解する姿勢は私自身を含め課題だと感じます。

東大に対して、入学前と現在とでギャップを感じたこと

「自主的に」行動を起こさなければ何も得られないという点です。
まず勉強に関して、基本的に東大の授業は大人数教室で行われる座学です。教授の講和を聞く時間が長く課題も簡単であり、受動的な姿勢で漫然と出席しているだけでは退屈を感じるのみです。「優秀な学生と議論ができる機会が多い!」という印象を東大に持っていました。ですが、その機会は自分で探し、そして創り出すものだと今改めて思います。授業だけに限りません。大学で何を成し遂げたいか、そして自分にとって今何が必要なのか常に問い続け、学問、行動を続ける力は求められる能力であり、私も常々意識しています。

受験生時代を振り返り、こうしたほうが良かったと思えること

睡眠時間をしっかり取るべきだったと反省しています。
私は基本的に朝4時まで勉強し、7時に起きて学校に向かい、授業中に爆睡するというサイクルを一年間続けました。ですが、振り返れば昼間寝て、夜眠気を払いながらの勉強という非効率的な勉強を続けていたと感じます。勉強はいかに頭を回転させ、自分の言葉で考え語る能力をつけるかが勝負です。休む時間はしっかり休み、勉強する時間は全集中力を注ぐ、そのサイクルをうまく作れればより受験を楽しめたのではないかと感じます。

東大入試ドットコムへのメッセージ

僕自身、東大に過度の理想を抱き入ってしまった人間です。周囲に東大生が居ない環境であったため、情報収集が十分に行えず、イメージで東大を捉えてしまっていたという反省が今でもあります。東大入試ドットコムのようなサイトは、受験という側面だけでなく、学生時代を過ごす場所としての東大を赤裸々に明かす場所として非常に魅力的です。今後もコンテンツの拡大等を通じ、受験生に新鮮な情報を提供し続けてください!!

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