応援メッセージ

fujita(工学系研究科 修士1年)

第一線で活躍されている先生方や多彩な活動を行っている人が居るので、様々な機会と場が提供されていることだと思います。自分が高校生のときには、何万人もいる町の10年、20年後に影響がある計画に関わるとは少しも予想していませんでした・・・
出身高校:愛媛県立松山南高校
趣味:町歩き、ハイキング、サイクリング

現在、特に力を入れている取り組み

研究室のプロジェクトで町の将来計画を作るワークショップを手伝っていました。この町は東日本大震災の津波によって大きな被害を受けたのですが、どういう町になれば住み続けたい町になるのか、それを町の高校2年生全員と一緒に考えました。6つの分野に分かれて検討していたのですが、僕はその1つのファシリテーターを務め、町の将来像とそのために何をすれば良いかについて、高校生と一緒に考えながら計画をまとめあげました。先日、高校生による町長へのプレゼンが行われ、今は実際の活動への発展を検討している状況です。

東大の魅力

第一線で活躍されている先生方や多彩な活動を行っている人が居るので、様々な機会と場が提供されていることだと思います。自分が高校生のときには、何万人もいる町の10年、20年後に影響がある計画に関わるとは少しも予想していませんでした。指導陣や施設が充実しており、研究の環境が整っていることはよく挙げられますが、その他にも様々な機会や場が存在していることが魅力だと思います。自分が動きさえすれば、自分がやりたいと思っている面白い活動が出来るはずです。

東大の足りないところ

東大に限ったことはではないと思いますが、研究室やゼミに所属するまでは、先生たちとの関係が一方通行的なところでしょうか。ほとんどの授業において、レポートの提出や試験があってもフィードバックは無いので、高校の時よりも一方通行的かもしれません。双方向性が無いなら、一人で勉強しているのと大して変わらないと感じていました。

東大に対して、入学前と現在とでギャップを感じたこと

入学前は本当に様々な人が集まっていると思っていました。例えば、留学生や就職を経て大学に入り直した人のような。しかし、入ってみると意外にほぼ同い年の日本人ばかりでした。安心もしましたが、勉強面における人間関係は高校の時とあまり変化が無いな、と学部生の時は感じていました。

受験生時代を振り返り、こうしたほうが良かったと思えること

それは睡眠時間のコントロールです。運動部に所属しており毎日朝練もありましたので、朝は忙しいし、昼食の後は疲れで寝てしまうし、部活後に夕食を食べると眠くて、勉強が手に着かなかった覚えがあります。高校生の終盤になると、眠くて集中できない夜はもう9~10時に寝てしまい、朝の4~5時に起きて勉強するというスタイルで勉強時間も確保できましたが、もっと早く時間の使い方を改善するべきだったと思います。

私にとっての恩師

恩師は、2、3年生の時に学校で数学を担当していたN先生です。2年生の始めの段階で、興味がある人を対象に、定期的に2次試験の問題を配布し、時間を割いて一人ずつ添削と解説をしてくれました。早い段階で定期的に入試レベルの問題に触れていたことは大きなアドバンテージになったと思います。また、先生の授業では、数学の勉強をしている場合に限り授業を聞かなくても良いことになっていました。必要な部分だけを聞いて、残りの時間は自分の勉強をする。そのようにして眠ることなく集中して勉強ができていました。先生が居なかったら、数学の能力は著しく変わっていたと思います。

東大入試ドットコムへのメッセージ

こういうウェブサイトがあると受験の助けになるだけではなく、入学した後の大学生活についても助かるのではないでしょうか。地方出身だと身近に先輩が居ないので、入学するまでは生活が全くイメージできなかったですし、入ってもどうすればよく分かりませんでした。そういう人達にとって大きな助けになるのではないでしょうか。応援しております

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