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特集ブログ ~自身の合格体験を吐き出すだけのブログでは不十分~

 東大生や東大卒業生が、自身の合格体験を基にアドバイスをしているブログや書籍は数多くある。もちろん、有益なものも多い。
 ただし、実際に生徒指導をしていると、自身の東大合格体験はあくまでも一例でしかないことに気づく。生徒を東大に受からせるには、学科知識、教材・模試・過去問の活用法、受験戦略、学習方法のすべてを見直し体系化する必要がある。

 情報が氾濫する時代だからこそ、自身の合格体験を吐き出すだけのブログでは不十分。自らが東大合格体験者でもあり、東大受験専門の塾・予備校の講師として毎年、生徒を東大合格に導いているメンバーのみが運営する『東大入試ドットコム』の特集ブログです。

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2013/12/20
 センター英語――東大を目指す皆さんにとっては絶対に失敗できない科目と言えるかもしれません。問題傾向が頻繁に変化していますが、問題自体のレベルが高くないため確固とした英語力を持っている人であれば文系・理系に関わらず9割以上の得点を目指したい科目です。


■出題内容■
 では英語の出題内容と配点を見ていきましょう。

番号

出題内容

配点

第1問

発音・アクセント

14点

第2問

文法・語法/対話分/語句整序

41点

第3問

意味類推/意見要約/適文補充

46点

第4問

図表問題

33点

第5問

状況把握問題

30点

第6問

長文読解問題

36点

東大の前期日程ではリスニングの点数は合計得点に算入されません。後期日程では、筆記(200点満点)とリスニング(50点満点)の合計得点(250点満点)を200点満点に換算して利用します。リスニング対策はこちら

 特筆すべきは長文系の問題の配点の高さでしょう。第3問〜第6問は一問一問の配点が5〜6点と非常に高いため高得点を目指すためには絶対にミスを避けたいところです。

第1問
 満点を目指す人にとっての一番の鬼門がここかもしれません。A:4単語の中で一つだけ発音の異なる音節、B:4単語の中で一つだけアクセントの異なる箇所を答える問題で、配点は全て一問2点です。
 発音・アクセントの問題は、エレーター⇔elevator, クセサリー⇔accessory(太字箇所がアクセント)のようにカタカナ語と英語のアクセントの位置が異なるものや、二重母音の単語等のような頻出問題があります。英語頻出問題総演習の第6章等、頻出問題をまとめた参考書を使って必ず対策するようにしましょう。

第2問
 問題A:4択問題(10問×2点)、問題B:対話文問題(3問×3点)、問題C:語句整序(3問×4点)から構成されています。全て基本的な文法・語法知識が問われる問題です。問われるレベルは高くありませんが、ここも満点達成を拒むカベになるかもしれません。出来る限り取りこぼしを減らしたい問題です。

第3問
 問題A:意味類推問題(2問×5点)、問題B:意見要約問題(3問×6点)、問題C:適文補充(3問×6点)から構成されています。
 A、B問題は絶対に間違えたくない問題です。正確に英語を読むことができれば、あとは読解力で正答にたどり着けます。Cの適文補充問題を苦手とする高校生をよく見かけますが、東大受験生であれば前期試験第1問Bで何度も同じ形式の問題を解いたことがあるはずです。セオリー通り、指示語や接続詞等に気をつけながら正しい論理構成になるような選択肢を選びましょう。

第4問
 グラフや表の読み取りが問われるA問題とポスターやチラシ等の読み取り問題であるB問題の2題から構成されています。配点はAが各5点、Bが各6点です。高得点を目指す人にとって意外なミスが出やすいのがこの第4問かもしれません。特にB問題では毎回必ずと言ってもいいほど引っかけ問題が含まれています。ポスターやチラシで紹介されているイベントや商品に何か例外的な規則や割引ルール等が無いか必ずチェックしましょう。

第5問
 問題傾向の変化が多い大問です。2008年度〜2009年度はイラストの解釈問題、2010年度〜2013年度は一つの状況に対して2人の異なった立場からの解釈が与えられる問題でした。イラスト問題は毎年必ず出題されています。今後も問題傾向が変わることが予想される大問ですが、あくまでも英文はセンターレベルです。焦ることなく、落ち着いて英文を解釈していけば問題なく解けるはずです。

第6問
 いわゆる長文問題です。2008年以降は論説文が出題されています。センター英語第6問では“選択肢を先に読む”ことが非常に効果的です。というのも第6問の小問の多くが“In paragraph (2), …”や“According to paragraph (4), …”のような書き出しで始まっているのです。つまりその小問の解答の根拠がどの段落に書かれているのかが明らかなのです。その段落で問われていることを知った上で英文を読むことで解答に要する時間もグッと短くなることでしょう。
 また第6問の肝となるのが段落割の問題です。毎年問われ方は少しずつ変わっていますが、各段落の要旨を理解しているかを問う問題が最終問題として出題されています。この問題はすこし慣れが必要かもしれませんが、英文を読む際に段落ごとの要旨を意識しながら読んでみるといいでしょう。第6問の配点はすべて6点と非常に高いので、ここもパーフェクトを目指したいところです。


■参考得点■
・総合9割目指すなら……185〜200点
・苦手でもここまでは……170点
・本番で大失敗……160点

 センター英語の参考得点を上記にまとめておきました。一通り各大問の特徴を見てきましたが、センター英語を通して言えることはいかに失点を無くすかが重要であるということです。一問ごとの配点が非常に大きい英語ではケアレスミスが重なると本当に命取りになりかねません。裏を返せば、ケアレスミスに気をつければ安定して高得点を取ることが出来る科目であるということです。


 最終回となる明日はこれまでの全科目を踏まえた総合得点の戦略について、石橋先生が解説します! ご期待ください!

2013/12/20 大澤英輝

センター9割への道

倫理・政経世界史地理国語英語
物理化学生物地学数学
総括


2013/12/19
 センター試験という、普段とは全く違うイレギュラーな環境に対応できなかった受験生に牙を剥く科目の代表格――それが数学。一度手が止まると逸る気持ちが抑えられず、焦れば焦るほど先が見えなくなる……センター形式の数学を解いたことがある人には、この絶望感は広く共感してもらえるものと思います。ただ、東大数学がある程度安定して得点できる人間ならそれほどこのパニックに巻き込まれることは多くなく、9割以上の目標点を積極的に立てていっても多くの場合は上手くいくイメージです。


■出題内容■
 では、出題内容を確認していきましょう。数学はⅠAとⅡBの2科目、どちらも試験時間は60分で各100点満点。それぞれに大問が4つずつ設定されており、出題分野・配点は次表のようになっています。

番号

数学Ⅰ・数学A

数学Ⅱ・数学B

出題内容

配点

出題内容

配点

第1問

方程式と不等式、論理と集合

20点

図形と方程式、三角関数、指数関数と対数関数

30点

第2問

2次関数

25点

微分法と積分法

30点

第3問

図形と計量、平面図形

30点

数列

20点

第4問

場合の数と確率

25点

平面上のベクトル、空間のベクトル

20点

第5問

――

――

統計とコンピュータ

20点

第6問

――

――

数値計算とコンピュータ

20点

※ⅡBは第3問~第6問のうち、2題選択

<数学Ⅰ・数学A>
 第1問は[1]と[2]の2つの中問に分かれており、前者は簡単な計算、後者は“必要条件・十分条件”がメイン。数学に自信のある人ほど、センター数学は第1問後半次第だ、となるくらいにはややこしかったりします。ちょっとした条件の読み落としが命取りになるので、試験開始直後は落ち着いて。
 第2問の2次関数は大体典型的な出題。東大受験生ならまず落とせません。
 東大受験生にとってセンター数学の山場とも言うべきなのがIA第3問。図形問題は出題者の意図する誘導の流れが掴みづらく、ページ半ばで方向性を見失うと多くの場合その後一切手がつかなくなり、ここで頭が真っ白になる人も多数。このような事態に陥った時にどう軌道を修正するかがカギとなります。ヤバそうだな、と思った時は一度第4問に向かって頭をクールダウンするというのが一つの常套手段にはなっていますね。それと細かいことにはなりますが、経験上“方べきの定理”が盲点となって手が止まっていることが多いです。行き詰まった時の参考にしてみてください。
 第4問は場合の数・確率。内容は標準的ですが、試験終盤で焦っていると設定を正確に把握できなくなることも。逆に、この単元は普段だと答えに自信を持つことが非常に難しい所なのですが、センターでは全問が解答欄にピッタリ合うと自信が持てるという側面があります。うまく計算で求めようとするより、数え上げてしまった方が早いこともしばしばあるので注意しましょう。

<数学Ⅱ・数学B>
 こちらも第1問は2つに分かれています。2012年度以前は三角関数、指数・対数で固定でしたが、2013年度は三角関数が外れて図形と方程式になりました。ただ、いずれにせよ東大を目指すなら例年キチンと沈めたいレベル。ここがいきなり難しくて出鼻を挫かれる年もあるにはありましたが……。
 第2問は微分・積分。計算に手こずることもしばしばですが、ここをどれだけ手早く片付けられるかで後々の精神的余裕が大きく変わってきます。
 第3問~第6問は選択問題ですが、多くの受験生が第3問・第4問を選択します。これは東大の2次試験の出題範囲に対応するのが第3問・第4問なので、これを選ぶのが妥当だし対策する手間もいらないだろうということからでしょう。本記事ではあくまで一般的な話をするのがメインであるので、ここでは第3問・第4問の紹介のみとさせていただきますが、別に統計やプログラミングが得意だという人はそちらを選んでも構いません。第5問はともかく、第6問なら慣れている人はすぐ解けてしまうこともあるでしょうしね。
 さて、第3問は数列。出題テーマは割とバリエーションに富んでいますが、それでも東大受験生なら学科面で特別に対策を必要とすることは無いでしょう。答えの形が決まっているので、実は具体的なnを代入して係数を逆に求めてしまうという裏技も。
 そして第4問・ベクトル。本試験では空間ベクトル・追試験では平面ベクトル、という構成が長らく続いていましたが、2013年度は本試験で平面ベクトルが出題されました。そんな些末な事には気を取られないで欲しいのですが、何よりのネックは試験時間。数ⅡBは例年時間がギリギリですから、ここに辿り着く頃にはいっぱいいっぱいということも少なくないはず。焦っていると図形的考察も鈍くなるし単純計算もミスしがちになるしでてんやわんやしますので、試験時間の上手なやりくりを心がけてください。


■参考得点■
・総合9割目指すなら……185~200点
・苦手でもここまでは……170点
・本番で大失敗……150点

 一通り見てきましたが、一般的な受験生の感覚として一番注意しておきたい単元はやはりⅠA第3問・図形と計量と言えるでしょうか。これは別にⅡBを侮って良いという訳では決してなく、ⅡBは全体的に時間がかかるというだけです。他にも各人で注意すべき部分がそれぞれ出てくるでしょうが、大事なのはそういったポイントを洗い出し、それに対していざというときどう対処するのかを事前に整理しておくことです。戦略さえ万全で、本番にキチンと遂行できさえすれば、センター数学も大分安定してくるはず。以上を踏まえ、参考得点を上のように設定しました。これをもとに、皆さんにも自分の目標を微調整してもらえればと思います。


 次回12/20(金)は、1題当たりの配点の大きい語学系科目のひとつ・センター英語を、大澤先生に担当していただきます。ご期待ください!

2013/12/19 石橋雄毅

センター9割への道

倫理・政経世界史地理国語英語
物理化学生物地学数学
総括


2013/12/18
■はじめに■ 二次試験国語>センター試験国語
理系にとっては鬼門、文系にとっても点数が定まらずヒヤヒヤ…センター国語はそんな科目ではないでしょうか?実際、満点近く得点する人もいれば、大崩れして計算が狂う人もいるでしょう。
センター国語のテクニック本なども様々出ていますが、得点を着実に重ねる考え方の一つに「センター試験は東大二次試験国語を少し簡単にしたもの」という考え方があります。この稿でも、二次試験の国語対策と比較しながら特徴をご紹介して行きます。


■問題構成■ 論小古漢。4問80分。50点×4。
問題構成と配点は以下のようになっています。

番号

出題内容

配点

第1問

現代文(評論、随筆)…漢字、内容説明、理由説明、文章の表現・構成の特徴

50点

第2問

現代文(小説)…表現の意味、内容説明、理由・心情説明、表現の特徴

50点

第3問

古典(古文)…現代語訳、文法、内容説明、表現の特徴

50点

第4問

古典(漢文)…漢字の意味、書き下し、和訳、内容説明

50点


知識問題以外の配点は5〜10点と、1問間違えるだけで点差が付きやすいのが特徴です。
また時間は結構厳しいです。時間内に解ききることができるよう、練習を積み事前にある程度戦略を練っておくことが必要でしょう。古典から手をつける人が多く、またこれがよく推奨されているようですが、これは悩むことの多い現代文に心置きなく時間をかけられるようにするための合理的な作戦のひとつと言えます。さらにこの作戦で失敗しないための工夫として、“古典には悩んでいても40分以上は時間をかけない”など、自分で時間制限を設けておくことが挙げられます。古典から手を付けそこでグダグダと悩み続けた結果、小説が殆ど読めなかった、なんてことがよくあるからです(最初から小説は勘、他の3問を時間一杯使って考える、という人も結構いるようですが)。


■各大問概観■
共通して言えることは「選択肢を見る前に自分である程度考えること」。センター試験の選択肢はよく練られており、迷いだすとドツボにはまることもあり得ます。自分である程度答えの方向性を作ってから選択肢を選ぶとスムーズに解き進めることができます。

第1問 二次試験第一問のつもりで。
問1は漢字。ここは全問正解したい。ここから数問は「なぜか」「どういうことか」形式の問題が続きます。二次試験でも見覚えのある問題形式なので、自分で答えを考えながら解いて行きたいところです。ラスト1問、表現と構成に関する問題は、(特に表現で)迷いやすいです。時間との戦いで、思い切って一つ選んでしまうのもアリ。

第2問 問1が意外とタイヘン。
「問1は問題文を読む前に解け」と話す人もいるくらい。「本文中における意味」と言われても実際は辞書上の意味であることがほとんどです。その後数問は心情や理由、状況説明の問題。ここは時間が取れれば対策をしておいても良いでしょう。石原千秋『大学受験のための小説講義』などが有名です。ラスト1問は表現に関する問題。「2つ選べ」型の場合、1つ目はすんなり選べても2つ目が難しいことがあります。

第3問 二次試験第二問。
問1、2は現代語訳、文法識別。普段の学習の成果が問われる問題です。その後2~3問は内容説明。本文の意味が大体取れれば問題なく正解できます。後ろ1~2問は表現・内容に関する問題。近年は和歌や俳句・短歌が出題されることが時々あるので、表現技法について一度学習しておくと良いでしょう。

第4問 二次試験第三問。
問1は漢字の意味。該当漢字を含む一文の意味が取れるかどうかがポイントになります。その後4~5問程度は内容を問う問題。中には書き下し、和訳を問う問題もあります。基本的な句形を押さえ、意味が取れれば難しい問題ではないでしょう。最後は文章全体の意味を問う問題が出題されることが多いです。漢詩がごく稀に出題されるので、注意が必要です。


■参考得点■
・総合9割目指すなら……文:170~180点/理:160~170点
・苦手でもここまでは……文:140点/理:130点
・本番で大失敗……100点

天才的な理系科目の才能を持っているけれど国語だけ全然できないという人、世の中には割といます。そういう人間の国語の目標点が異様に低いこともありますが、彼らは理系科目でお釣りがくるほど取り返してきますので、それほどの自信は無いという人は普通に努力すれば届くはずの130~140点以上は確保したいところ。
ただ、なかなか難しいのが第1問と第2問のラスト。国語が得意な人でも失点してしまうことがあります。特に第2問は安定しない方もいるでしょう。一方、得点が読みやすいのが第3、4問(と第1問の一部)。この3題の(きちんと対策しつつ)大体の得点目安を立て、それに第2問を上乗せする形で得点計画を立てると良いかもしれません。
実際、他の科目ほど「確実に◯点」とは言い切れない科目ですが、努力次第で不確実さは減らせます。頑張ってください!

2013/12/18 根本・石橋

センター9割への道

倫理・政経世界史地理国語英語
物理化学生物地学数学
総括


2013/12/17
■はじめに■
東大理系志望の受験生に聞くと、地学受験者数が極端に少ないことに気づきます。
近年急にクローズアップされている地震学(リンク先は東京大学地震学研究所です)や、ノーベル賞に大きく貢献したカミオカンデなんかも地学分野。実際、進学振り分けでは地学分野の人気は高いようですが…
実は、地学を受験科目にする大学が少ないのがその原因だという話もありますが…

まあ、その話は別に譲るとして、ここではセンター地学のターゲット得点について。上に書いたように、理系受験生の地学受験者数は実際少ないので、文系で地学を受験する方をメインターゲットにして話をしたいと思います。


■出題内容■
時間は60分で100点満点。
問題構成は以下のようになっています。

問題番号 出題範囲 配点 問題形式

第1問

固体地球

20点

文章穴埋め
図表穴埋め・読み取り
計算・条件整理

第2問

岩石分野

20点

第3問

地質

20点

第4問

気象・海洋

20点

第5問

天文

20点


小問数は30問前後。各大問はA,Bの2パートに分かれており各パート3〜5問程度の問題があります。
各パートはリード文or図+問題。それなりの処理量です。
また、知識問題・思考問題・計算問題が6:2:1くらいの比率で配置されています。
計算問題は対策のしどころ。過去問等を通じてトレーニングしておきましょう。

続いて、各大問を見ていきます。


第1問
固体地球(地球の構造、大地形)と、最近では地震が出題される傾向にあります。基本的には知識が身に付いているかどうかが、得点できるかどうかを左右する問題が多いですが、実際の地球をモデル化して計算させる問題が1問程度出る場合もあります。

第2問
火山と、それに関わる岩石等の問題です。Aのパートでは地層の断面図や岩石の顕微鏡スケッチ等が出題されます。思考を求められる問題が出題されることもあり、少し時間を取られます。Bは火山や溶岩に関する知識問題が中心。確実に得点したいところです。

第3問
地質に関する問題です。Aは地質図が提示され、それを元に問題が出されます。持っている知識を元に考える問題が中心。ただ、慣れていればそこまで難しくないでしょう。Bは堆積作用等に関する問題。化石が扱われることもあります。

第4問
大気、海洋に関する問題です。大気・海水について、地球レベル・地域レベルでの出題が見られます。どちらが扱われるか、また知識メイン・思考メインも年により異なります。気象に関する問題では、やや難しい問題が出ることがあります。

第5問
宇宙、天体に関する問題。物理と似た問題が出ることもあります。全5問までの間で一番計算・思考を問われる問題が出やすく、苦手意識を感じることもあるかもしれません。ただ、他の科目(特に物理、化学)と比べれば易しい計算がメインでしょう。


■参考得点■
総合9割目指すなら……90〜100点
苦手でもここまでは……85点
本番で失敗……80点

参考書が少ないこともあり、対策がしにくく見える地学ですが、上に挙げた単元は高校の授業でも扱われる内容です。また、近年では分かりやすめの参考書も出て来て、対策もしやすくなりました。

ポイントとしては、必須とされる知識を押さえた上で思考・計算問題に慣れておくこと(どの科目でも同じですね)。理系科目だと物理、文系科目だと地理などと親和性が高い単元もあるので、組み合わせて対策をしたいところです。


2013/12/17 根本紘志

センター9割への道

倫理・政経世界史地理国語英語
物理化学生物地学数学
総括


2013/12/16
 皆さん、こんにちは!
 今回のプレゼンテーションは携帯電話と"availability"に関する話題です。スマホの登場により、電車の中でも街中でも、いたるところで多くの人が携帯電話を使っています。(私もその中の一人ですが...)FacebookやLINEのようなSNSも深く浸透していますが、常にインターネットに接続されて社会の中でそれをストレスに感じている人も少なくないと思います。こういった現実に対して話し手のRenny Gleesonはユーモアを交えながら問題提起しています。

 英文のスピード、単語の難易度、内容の抽象度、どれをとっても非常にハイレベルなプレゼンです。正確に聞き取ることはかなり難しいと思いますが、何度も繰り返し聞いて、大まかな意味を汲み取ってみましょう。それでも難しければ、動画の右下部のプルダウンから"English"を選択してみてください。英字幕を表示出来るので活用しながら聞いてみてくださいね!



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