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特集ブログ ~自身の合格体験を吐き出すだけのブログでは不十分~

 東大生や東大卒業生が、自身の合格体験を基にアドバイスをしているブログや書籍は数多くある。もちろん、有益なものも多い。
 ただし、実際に生徒指導をしていると、自身の東大合格体験はあくまでも一例でしかないことに気づく。生徒を東大に受からせるには、学科知識、教材・模試・過去問の活用法、受験戦略、学習方法のすべてを見直し体系化する必要がある。

 情報が氾濫する時代だからこそ、自身の合格体験を吐き出すだけのブログでは不十分。自らが東大合格体験者でもあり、東大受験専門の塾・予備校の講師として毎年、生徒を東大合格に導いているメンバーのみが運営する『東大入試ドットコム』の特集ブログです。

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202件中  5件表示  <1620>
2016/12/22

慶應義塾大学 早稲田大学 対戦結果

慶應義塾大学

 60分で大問4題、全問マーク式。基本的には空欄に入る用語・数字を選択するもので、正誤問題も出題されます。地図問題が出題されることや、比較的近現代史に重点が置かれている点も特徴的です。

 全てマーク形式のため判断の難しいところではありますが、分量としては東大よりもやや少ないと言えるでしょう。サンプル問題を見ていただくとわかるように、欲しい言葉を大量の用語群の中から選んで解答する形式のため、情報処理能力も必要とされています。地図問題も難解です。

 出題形式は空欄補充と正誤問題がメインという一般的なものですが、内容は私大最難関とも言われ、受験世界史三種の神器、教科書・用語集・資料集の内容をはるかに超えた知識(年号、文化)を要するレベルです。全学部を通じて教科書レベルを逸脱した知識が求められる出題の多い慶應ですが、法学部はその“らしさ”が顕著に現れていると言ってよいでしょう。この問題で7−8割の高得点を取れる受験生は、センター試験満点レベルから2歩も3歩も踏み込んだ知識を有していると考えられます。

 東大の第3問では多かれ少なかれ細かな知識も問われるので、慶法の問題を一度解くことで耐性を付けるのも悪くありませんが、その復習がそのまま東大の対策になるとは考えにくいところです。さらに、東大で高配点の論述問題への対策を考えても疑問が残ります。大量・詳細な知識は武器にはなるものの、それだけでは太刀打ちできないのが東大の論述であるためです。

 慶法の問題は初めて解くと「こんな問題あり…?」と思う方も多いと思います。いわば、大学から世界史受験生への挑戦状といった感じでしょうか。東大合格を目指す方にはぜひ1度は解いてみて欲しいものではあります。

サンプル問題 ~2015年 大問Ⅰ~

形式:★☆☆☆☆(空欄補充)
傾向:★★★☆☆(現代史にも十分な対策が必要という意味で近い)
分量:★★☆☆☆(東大よりやや少なめ)
知識:★★★☆☆(東大以上)


慶應義塾大学 早稲田大学 対戦結果

早稲田大学

 60分大問5題。例年大問Ⅰ~Ⅳがマーク形式、大問Ⅴが200文字〜250文字の中論述1題となっています。論述を除くほとんどが、正誤問題です。また、中論述は東大の第1問と第2問をミックスさせた形式といったところ。キーワードが与えられ、その使い方が難解である点は第1問と、字数や知識レベル、出題範囲(時代・地域)の限定度合いは第2問と酷似しています。

 傾向としては、時代・地域を限定せず万遍なく出題されている印象です。ただし、多くの年度で中国史が大問1題分出題されている点、論述が近現代史に偏りを見せる点が特徴的です。分量は600字論述を有する東大と比較するとやはり少なくなります。

 早稲法の正誤問題は、一見超難問であるように感じるでしょう。選択肢に聞いたことの無い用語が多出するためです。しかし、選択肢をよく読むと正誤判断に必要な知識はセンターレベル+α程度であることが多く、いわゆる難問は少なくなっています。解説を読んだ瞬間「なんだ...こんなに簡単なことを聞かれていたのか」と思うような問題です。つまり、知識をいかに正しく覚えているかという精度と、知っている知識をいかに応用できるかという応用力が問われる問題です。

 論述については東大の第2問で求められる知識と同じレベルを必要とする印象です。ただし、必要とされる知識の方向性は、東大で求められるような世界史全体を縦にも横にも広く俯瞰したものではなく、ある特定の時代・地域の縦の流れを高い精度で把握するというものです。

 様々な観点から述べましたが、早稲法の論述は東大第1問対策の肩ならしにはちょうど良い長さ、レベルです。東大の問題で心が折れた時には、早稲法の論述だけひたすら解き続けるといった学習をするのもありかもしれませんね。

サンプル問題 ~2013年 大問Ⅴ~

形式:★★☆☆☆(中論述含む)
傾向:★★★☆☆(論述は比較的現代史が重視されるが、時代・地域に網羅性あり)
分量:★★☆☆☆(東大より少ない)
知識:★★★★☆(方向性は多少異なるが東大よりも標準的な知識)


慶應義塾大学 早稲田大学 対戦結果

法学部 世界史対決 結果

形式 傾向 分量 知識
KEIO 1 3 2 3 9
WASEDA 2 3 2 4 11
戦評

 形式・知識でリードした早稲田がロースコアゲームを制し3勝目

 東大の世界史は受験最大字数の600字論述を含む、極めて特殊な形式であることから、今回の戦いは比較的低い点での争いとなりました。

 両者は音楽家ならチャイコフスキー(慶應)とブラームス(早稲田)といった感じでしょうか。……分かりづらいですね。つまり高度な技術が重視されるのが慶應、技術の精度を重視するのが早稲田。どちらも魅力的ですが、正確な知識を持って初めて挑める東大論述との親和性が強いのはやはり早稲田でしょう。

2016/12/22 武井杏華


ここまでの対戦結果

理工
数 学

英 語
理工
物 理

世界史
理工
化 学

日本史
理工
生 物

国 語
理工
英 語
KEIO 1 3 0
WASEDA 3 1 0

次回予告

12月26日(月) 5回戦 理工学部 化学対決

入試問題早慶戦
<開会式>
<法学部>英語世界史日本史国語
<理工学部>数学物理化学生物英語
<閉会式>総括


2016/12/19

慶應義塾大学 早稲田大学 対戦結果

慶應義塾大学

 理科2科目120分で大問3題。基本的には空欄に入る数式を答えのみ解答していく形式で、導出過程を書く必要はありません。グラフの描図問題も頻出です。

 出題される問題は、比較的シンプルな設定ながら一筋縄では行かないものが多く、東大の問題に比べても遜色のない、入試物理として王道を行く良問が多いと感じます(→サンプル問題)。一方、工夫の凝らされた独自の設定の問題も、十分無理のない設問になっています。どの問題にしても、演習として解いておく価値は大いにあるでしょう。また、出題されるのがほぼ毎年力学+電磁気+波か波動、というのも東大と同じ。

 試験時間に比する問題の分量は、一般的な大学入試としては十分多い方ですが、東大入試対策という観点から見た場合にはほんの少し物足りないという感じ。最近の東大物理の分量が大変多いので、練習はかなりハードに行っておきたいところです。

 知識が無いと解けないような問題は東大同様ほとんど無く、慶應理工用に特別な勉強をしなければならない、というようなことはありません。一応、光速の値を問う問題が最近ありましたが、それぐらいは覚えておきましょうね……?

サンプル問題 ~2016年 大問1~

形式:★★★☆☆(空欄補充の記述式)
傾向:★★★★★(王道で東大と似た方向性)
分量:★★★★☆(東大よりやや少なめ)
知識:★★★★★(東大同様、それほど必要としない)


慶應義塾大学 早稲田大学 対戦結果

早稲田大学

 慶應同様理科2科目120分・大問3題。例年大問1がマークシート方式で、残りが答えのみの記述解答方式。描図問題の出題頻度はそこそこです。

 早稲田の問題は、慶應とは対照的に凝った設定の複雑な問題が多い(→サンプル問題)上、答えも汚く計算力が必要なことがしばしば。入試としては少々厳しすぎるように感じられる問題もありますが、時間無制限でじっくり考える分には多くを学べる問題が少なくありません(とは言え、早稲田でも東大入試本番までに一度は経験しておきたい“よくある応用問題”の類はしっかり出題されています)。大問と出題される問題の単元との対応にはあまりこだわっていないようですが、マークシート部分には電磁気と波動が多いイメージ(マークシート部分の問題が大体一番オーソドックス)。

 上記の通りの傾向なので、1科目実質60分ということですが、1科目75分の東大よりも量が多いと感じられるでしょう(物理の配点が大きい学科もあり、そこを受ける人は化学よりも物理に沢山試験時間を割いてね、ということなのでしょうか)。東大入試の練習としては十分すぎるほどのハードさです。

 知識が無いと解けないような問題はやはりほとんど無く、こちらも早稲田理工用に特別な勉強をしなければならない、というようなことはありません。東大・早慶に限りませんが、新課程になって暗記事項の多い原子物理が出題範囲になったので、そこにはこれから注意しておく必要があります。

サンプル問題 ~2015年 大問Ⅲ~

形式:★★★☆☆(答えのみの記述式、一部マーク式)
傾向:★★☆☆☆(東大より煩雑な計算多め、やや癖有り)
分量:★★★★★(東大より多い)
知識:★★★★★(東大同様、それほど必要としない)


慶應義塾大学 早稲田大学 対戦結果

理工学部 物理対決 結果

形式 傾向 分量 知識
KEIO 3 5 4 5 17
WASEDA 3 2 5 5 15
戦評

 バランスよく17点を獲得した慶應が初勝利

 物理の入試問題に関しては、誤解を恐れずに言えば“王道の慶應VS邪道の早稲田”といった具合。万人にとっての演習効果で見れば慶應に軍配が上がるのですが、ある程度物理の実力のある人には早稲田の問題の方が刺激的に感じられることでしょう。

2016/12/19 石橋雄毅


ここまでの対戦結果

理工
数 学

英 語
理工
物 理

世界史
理工
化 学

日本史
理工
生 物

国 語
理工
英 語
KEIO 1 2 0
WASEDA 2 1 0

次回予告

12月22日(木) 4回戦 法学部 世界史対決

入試問題早慶戦
<開会式>
<法学部>英語世界史日本史国語
<理工学部>数学物理化学生物英語
<閉会式>総括


2016/12/15

慶應義塾大学 早稲田大学 対戦結果

慶應義塾大学

 試験時間80分で大問4~5題。
 文法・語法問題、会話文、読解2題という基本構成で、年によって文法・語法問題や会話文が大問2題分出題されることがあります。解答はすべてマークシート方式です。

 文法・語法問題は主に誤り指摘と語句挿入の2種類です。誤り指摘はレベルの高い問題が多めですが、近年の東大でも文法問題は誤り(不要語)指摘は頻出であるため、いい対策となるでしょう。語句挿入問題では単語の派生形の知識が問われますが、東大では2010年度に出たきり派生語を問う問題は出題されていません。

 会話文には語句挿入と文挿入のパターンがあります。いずれも形式としてはオーソドックスですが、難しいイディオム・会話表現の知識も出題されるため、これについては専用の対策が必要でしょう。

 読解のうち一題は文中の単語の意味を問う問題です。文脈から単語の意味を推測する必要がありますが、これは東大に限らず長文読解では必須となる能力ですので、長文対策としてよい練習になるでしょう。難易度も難しすぎない妥当なラインで、良問であるといえます。

 もう一問の読解は段落ごとに要点を問うてくる形式で、センター試験大問6に似ています。もちろん難易度はセンターよりかなり高いですが、パラグラフリーディングの練習となるので、長文読解全般へのいい対策になる問題です。語数は2題合わせて1200~1300語前後のことが多く、内容・量とも東大よりもマイルドになっています。

 全体としては、少し難しめだが典型的な構成の入試問題、という印象です。誤り指摘や読解問題のようにいい練習になる問題もありますが、東大入試とは形式が異なる部分が多く、更に会話文に対しては専用の対策が必要となるため、東大対策としては評価しづらいところです。試験時間は80分とやや短めですが、読解問題がそれほど重たくないので、東大入試より余裕をもって解くことができるでしょう。

サンプル問題 ~2016年 大問Ⅲ~

形式:★★☆☆☆(すべてマーク式)
傾向:★★★☆☆(オーソドックス)
分量:★★★☆☆(東大入試ほど厳しくない)
知識:★★☆☆☆(会話文に対し対策が必要)


慶應義塾大学 早稲田大学 対戦結果

早稲田大学

 試験時間は90分で大問が6~7題。例年長文読解が2題、文法・語法問題が2~3題、英作問題が2題という構成です。解答はマークシート方式に加え、英作文では記述が必要になります。

 長文読解は2問とも各1000語前後で、難易度、量ともに東大大問5の長文読解に引けを取りません。早稲田の場合この分量の長文が2題出題されますので、より速読力が求められるといえます。

 各段落の要約の内容一致問題が出題されますが、これは東大大問1の要約問題に共通する点が多い良問です。ただ長文読解同士を比較すると傾向が少し異なり、早稲田は設問がすっきりしていて、問題文の大筋がつかめれば波に乗って得点できる一方で、東大は物語文中での語句の意味を考えさせるなど、一歩踏み込んだ内容の問題が混ざっています。

 文法・語彙問題は慶應よりも解きやすい内容です。多くの問題が市販の問題集で対応可能な難易度に設定されていて、理不尽に難しい知識が問われることもありません。

 英作文2題のうち1題は、和訳および使用すべき語の一部が指定された和文英訳です。文を組み立てるうえでクリティカルな語が指定されていることが多く、完成文への道筋が見えやすいのが特徴です。構文の知識がしっかりしていれば大丈夫、という問題がほとんどなので、東大入試に必要な構文知識の確認として役立つでしょう。

 特筆すべきはもう1題の自由英作文です。早稲田法では私大には珍しく本格的な自由英作が出題されます。あるテーマについて自分の意見を理由とともに説明せよ、というパターンがほとんどで、文化・社会問題などのテーマが出題されることが多いため、やや難しめの内容を自分の言葉にかみ砕いてしっかり説明する力が求められます。東大の自由英作でも状況説明や自分の主張への理由付けを求められることは多いので、対策が大いに役に立つでしょう。

 全体として高い処理能力が問われ、自由英作が出題されるなど、東大対策とオーバーラップする部分が大きい試験です。東大対策をしていれば他に特別な対策は必要ないという点もポイントが高いですね!

サンプル問題 ~2015年 大問Ⅵ~

形式:★★★★☆(要約、自由英作が出題される)
傾向:★★★☆☆(設問はシンプル)
分量:★★★★★(読み応え十分)
知識:★★★★☆(東大同様、理不尽に難しい知識は要求しない)


慶應義塾大学 早稲田大学 対戦結果

法学部 英語対決 結果

形式 傾向 分量 知識
KEIO 2 3 3 2 10
WASEDA 4 3 5 4 16
戦評

 早稲田が大勝で開幕2連勝

 慶應は良くも悪くも一般的な入試形式であるため、東大対策という点で見ると微妙なところ。早稲田は問題形式、ボリューム感が東大に近く、さながら「込み入っていない東大入試」といったイメージです。

2016/12/15 宮本 拓


ここまでの対戦結果

理工
数 学

英 語
理工
物 理

世界史
理工
化 学

日本史
理工
生 物

国 語
理工
英 語
KEIO 0 2 0
WASEDA 2 0 0

次回予告

12月19日(月) 3回戦 理工学部 物理対決

入試問題早慶戦
<開会式>
<法学部>英語世界史日本史国語
<理工学部>数学物理化学生物英語
<閉会式>総括


2016/12/12

慶應義塾大学 早稲田大学 対戦結果

慶應義塾大学

 試験時間120分・大問5題。そのうち大問一つ分が小問集合であることも少なくありません。設問の多くは空欄補充形式ですが、証明問題をはじめ過程をすべて記述させる問題も数問出題されます。

 出題される問題について。出題される単元や、大問のストーリーの大筋は東大と比べても遜色ないものですが、如何せん穴埋め形式なので、話の流れの意図を汲んだり、空欄に合うような変形を考えなければならなかったりと、東大とは少々異質な頭の使い方を強いられる場面もしばしば。何より、議論を自分で一から組み立てる必要も、場合分けに自分で気付く必要もないのは物足りない! ただし、難易度は十分高いので、学力は純粋に磨かれます。

 問題の分量は東大数学対策ではあまり気にしなくても良い部分かもしれませんが、どっしり考える必要のある問題が多い割には例年厳しめで、少なくとも東大対策に支障が出るようなことはないでしょう。

 知識偏重型の類の問題は見当たらず、東大同様知っていると安心して解き進められる問題を時たま見かける程度のものです。

サンプル問題 ~2015年 大問1~

形式:★☆☆☆☆(一部記述式だが空欄補充メイン、小問集合も)
傾向:★★★☆☆(テーマ・難易度は良いが誘導が穴埋め的)
分量:★★★★★(例年そこそこ多め)
知識:★★★★★(東大同様、時々知っていれば嬉しい問題がある程度)


慶應義塾大学 早稲田大学 対戦結果

早稲田大学

 120分・大問5題は慶應と変わらずですが、こちらは全問導出過程含む記述式。小問集合もないので、気分はまさに一問少ない東大数学といった感じです。

 出題傾向としては、やや処理力重視ながらすべきことは大体明確で、全体として“東大で出題されたら是非とも完答したい”程度の問題が多く並びます。数学が苦手な東大受験生にとっては、丁度良いトレーニングになり得るでしょう。

 問題の分量は標準的。各場合分けの中のそれぞれで計算が重いような問題(→サンプル問題)に当たると、解ける問題の多い実力ある人ほど急がなければならない状況に陥りがちですが、それは東大入試でも同じです。

 知識が無いと解けないような問題はやはりほとんどありません。それどころか、積分の置換の仕方のヒントをくれたり、体積を積分で求める際に断面を指定してくれたり、ちょっと過保護(!?)

サンプル問題 ~2014年 大問Ⅳ~

形式:★★★★★(東大同様、全問記述式)
傾向:★★★★☆(全体として東大よりやや易しめ)
分量:★★★★★(標準的)
知識:★★★★☆(むしろヒントを与え過ぎなくらい)


慶應義塾大学 早稲田大学 対戦結果

理工学部 数学対決 結果

形式 傾向 分量 知識
KEIO 1 3 5 5 14
WASEDA 5 4 5 4 18
戦評

 早稲田が全項目で高得点を挙げて初戦勝利

 出題形式が東大と同じか否かでやはり圧倒的な差がついてしまいました。しかしながら、東大数学ですら稼ぎにしたいというほどの実力者にとっては、早稲田の問題が物足りないということはあるかもしれず、その場合慶應の問題は胸を張ってお勧めできます。参考まで。

2016/12/12 石橋雄毅


ここまでの対戦結果

理工
数 学

英 語
理工
物 理

世界史
理工
化 学

日本史
理工
生 物

国 語
理工
英 語
KEIO 0 1 0
WASEDA 1 0 0

次回予告

12月15日(木) 2回戦 法学部 英語対決

入試問題早慶戦
<開会式>
<法学部>英語世界史日本史国語
<理工学部>数学物理化学生物英語
<閉会式>総括


2016/12/08
【早慶戦】そうけい-せん
早稲田大学と慶應義塾大学との対校競技。特に、東京六大学野球リーグ戦における両校の試合。
(出典:デジタル大辞林)

 野球を中心に、スポーツの世界では様々な競技で「伝統の一戦」として注目されるこの2校の対戦。このサイトを見てくださっている人の中にも関心を持っている方はいらっしゃることでしょう。
 しかし、ここは受験情報サイトなので、スポーツ情報をまとめるつもりはありません。また、東大受験生のためのサイトですから、早稲田や慶應の学生生活や受験対策について書くわけでもありません。

 この企画で取り上げるのは、「入試問題の東大入試との親和性」です。

 早慶は東大を目指す受験生の多くが併願校としてリストアップする大学です。研究や就職の実績、施設や教員の充実度などを見ても私大トップクラスであり、難関校であることは間違いありません。

 とはいえ、受験生にとって一番の勝負は第一志望校の入試であり、できることならば「併願校のための勉強」は極力減らしたいところです。併願校の入試が第一志望校のものと似た対策で受けられれば、併願校の過去問を解く時間を減らせるだけでなく、その過去問演習が第一志望校のための勉強にも繋がります。これは併願校選びで非常に重要な指針になるはずです。それにもかかわらず、このような視点で早慶の入試を分析した情報はほとんど出回っていません。進路指導や日頃の授業のために熱心に分析をしている教員や講師から直接聞くしかないというのが現状でしょう。

 そこで発案されたのがこの企画です。東大受験生を数多く受け持ってきた講師陣が集まり、早慶の入試問題を語る「入試問題早慶戦」。是非お役立てください。


対戦日程・ルール

 本企画で取り上げる学部・教科とスケジュールを表にまとめてみました。

 早慶をはじめ、多くの私大は学部ごとに受験教科も問題も別々です。また、早稲田と慶應では当然学部構成も異なり、大学全体で比較するのは容易ではありません。
 そこでこの企画では、文系代表として「法学部」理系代表として「理工学部」をピックアップして話を進めていきます(早稲田の創造理工学部建築学科で行われる空間表現は対象外)。

日付学部教科リンク
1回戦12月12日(月)理工数学記事を読む
2回戦12月15日(木)英語記事を読む
3回戦12月19日(月)理工物理記事を読む
4回戦12月22日(木)世界史記事を読む
5回戦12月26日(月)理工化学記事を読む
6回戦12月29日(木)日本史記事を読む
7回戦1月2日(月)理工生物記事を読む
8回戦1月5日(木)国語記事を読む
9回戦1月9日(月)理工英語記事を読む
1月12日(木)総括記事を読む

 さらに、一口に入試の特徴と言っても、その評価軸は多岐に渡ります。そこで本企画では、入試問題を総合的に評価できる指標として、以下の4つをリストアップしました。

1.形式(記号選択、空欄補充、自由記述などの出題形式の配分)
2.傾向(よく出題される分野や、求められる思考力の程度)
3.分量(与えられる問題量、解答時間とのバランス)
4.知識(必要とされる知識量や、その難易度)

 早慶戦と銘打つからにはきちんとスコアで競うことも忘れません! 4つの項目をそれぞれ5点満点で採点し、その合計点で勝敗を決定します。9試合制のこの企画、より多くの勝利を挙げるのはどちらになるのでしょうか!

 記事の作成に当たっては、受験対策として充実した内容を揃えることはもちろん、コラムとして気軽に読むことができるようにも配慮しました。ちょっとした息抜きとしてもご期待ください。

 それでは入試問題早慶戦、開幕です! お楽しみに!

2016/12/08 小林 凌

次回予告

12月12日(月) 1回戦 理工学部 数学対決

入試問題早慶戦
<開会式>
<法学部>英語世界史日本史国語
<理工学部>数学物理化学生物英語
<閉会式>総括


202件中  5件表示  <1620>

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