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東大入試の解答用紙 第3回:物理

 東大物理の解答用紙は、ここ20年以上次の形式となっています。

⇒PDFファイルダウンロード(全年度共通)

■サイズ■
 理科4科目共通で、A3程度の大きさの解答用紙1枚の表面に第1問・第2問用の解答欄が、裏面にそれらのほぼ倍の大きさの第3問用の解答欄が配置。第1問・第2問の解答スペースは実質B5程度、第3問は実質B4程度となっています。第1問・第2問には25行分の罫線が引かれていますが、インクの色が濃いので正直かえって書きづらいです(行を跨いで文字を書くのに見づらかったり分数式の括線がとけこんでしまったり……)。


■特徴■
 上端に、科目選択用の切り離し箇所があります。今まではハサミで切り取るものだったのですが、2015年度入試からミシン目が入って、手でちぎれるようになりました(当サイトには従来のものを掲載)。解答用紙が全科目同じなので、これで採点業務の効率化を図っているものと思われます。

 また、第3問の解答欄が他の倍の大きさになっているからと言って、物理の第3問の記述量が他に比べ多いということはありません。むしろ、年度によっては第3問が一番軽いのではないかということもあるくらいです。例年は、ほぼ同じ程度の重さの問題が3問並んでいると思ってください。


■使い方■


 特に第1問・第2問に関しては、導出過程をビッチリ書いていると時間にもスペースにも余裕が無いことが分かります。上の画像程度でも十分すぎるくらいです。

 ただ、最低限の記述で済ますにしても、ある程度綺麗に書こうと思ったら縦線を引いて欄を2分割するのは必要になってくるでしょう。自分なんか記述量が多くなってしまうので時には3分割までします(記述を多くすると時間はかかるが自分の思考過程は整理しやすくなる)。立式後の単純計算などは問題用紙の余白に行って、極力要点のまとまった解答を作ることを心がけましょう。

 過去問を解く際には是非、上のPDFファイルをダウンロードして印刷し、実際に自分で書いてみることで書き方の感覚を掴んでください!

2015/12/11 石橋雄毅

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