「全盲東大生」と呼ばないで…「障害者なのにすごい」称賛への違和感、東大教授に進む原動力に

読売新聞オンライン|2025年09月27日

【読売新聞】 春らんまんの日本武道館(東京都千代田区)。はらはらと舞い散る桜の花びらは見えない。だが、3600人を超す新入生たちの興奮した声や足…

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新着コメント

  • 川瀬響

    2025年09月27日

    東大を卒業された方に関する、多様性について考えるきっかけとなる記事を紹介します。

    記事の中にある、
    「もし、人間の大半が目の見えない人で、目の見える人が少数派だったら...」
    という言葉がとても印象に残りました。

    私自身、障害を持つ人に対して「すごいな」「頑張っているな」と思うことがあります。しかし、その感情は「自分は多数派で相手は少数派」という前提から生まれているのかもしれません。そう気づくと、無意識のうちに上下の物差しを持っていたことにハッとさせられます。

    実際には、目が見えないからこそできることがあり、目が見えるからこそできることもある。どちらが優れているという話ではなく、それぞれが持っている力や背景の違いがあるだけです。

    人は生まれ持ったものや育った環境、経験してきたことが一人ひとり異なります。その違いを一つの物差しで優劣づけ、排除してしまう社会は、実は全ての人類にとって生きにくい世界になるのではないでしょうか。

    「多様性」という言葉が叫ばれて久しい世の中ですが、
    なぜ「多様性」が重要なのか(あるいは重要ではないのか)、
    考えてみることも大切な学びだと思います。

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