窒素ガスと水からの触媒的アンモニア合成反応を可視光エネルギーにより駆動することに成功! ―常温常圧の反応条件下でのグリーンアンモニア合成法のさきがけ―
東京大学大学院工学系研究科の西林仁昭教授らによる研究グループは、アンモニア合成触媒であるモリブデン錯体と光誘起電子移動触媒であるイリジウム錯体の…
※2025年11月29日 2025年度版の解答用紙を掲載しました。 東大過去問を解く前にまずはこちらの前書きから→【過去問の扱い方】練習で本番を…
東京大学の学園祭「駒場祭」の公式ウェブサイトです。第76回駒場祭は「灯ととき」をテーマに、11月22日(土)〜24日(月・休)の3日間、駒場Iキ…
「大学受験」は10代における最大のイベントです。残念な側面でもありますが、いい大学に行けば、なりたい職業になれる確率は上がり、将来の選択肢は増…
今回インタビューを行ったのは、2022年の東大入試で文科三類に首席合格を果たされた谷口夢奈(たにぐちゆうな)さんです。受験勉強への取り組み方や、そこから得られた学びについて、お話を伺いました。
発表のポイント◆パリトキシンはアオブダイやハコフグ、ソウシハギ等の食中毒の原因となる海産毒物で生物界最強の毒物の一つであり、神経興奮の基盤を作る…
【読売新聞】 春らんまんの日本武道館(東京都千代田区)。はらはらと舞い散る桜の花びらは見えない。だが、3600人を超す新入生たちの興奮した声や足…
昨年のU20日本選手権800m王者で、U20世界選手権日本代表の吉澤登吾(桐朋高卒)が東京大学に現役合格。高校スポーツの世界で日本一に輝きながら…
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お話を伺ったのは、東大文学部に推薦で合格を果たした乾 将崇(いぬい まさたか)さん。推薦入試を受けた際のエピソードについてのお話や、これから挑戦を考えている受験生へのアドバイスをお聞きしました。
東大文学部に推薦で合格された乾さんに、東大入学後の学生生活に関するお話や、ご自身のご経験を踏まえたメッセージをお伺いしました。
東京大学文学部インド哲学研究室の乾将崇さんは、推薦入試で合格後、学問に励む傍ら古文参考書の自作・配布や仏教研究など多方面で活躍。高野山での修行やインド留学など行動力も豊かで、そのバイタリティや知的好奇心の背景、受験期から現在までの考えを語ってくれました。
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実はアドミッションポリシーで明確に示されている 「どうやったら東大に入れるか?」という疑問は、東大受験を考える方なら誰でもお持ちだと思います。そ…
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2025年06月16日
東大のプレスリリースから、大学入試の勉強にも関わる話題をご紹介します。
アンモニアは、その生産量の80%以上が肥料として使用されており、
20世紀の人口爆発を支えた重要な物質といえます。
また、アンモニアは燃やしても二酸化炭素を排出しないことから、
近年ではクリーンエネルギーとしても注目されています。
(東大化学の入試問題でも、この話題が出題されたことがありますね。)
しかし、アンモニアの生成過程では二酸化炭素が排出されるという課題があります。
現在、アンモニアの多くはハーバー・ボッシュ法で製造されていますが、
この方法で使用される水素は、天然ガスから取り出されるため、
その過程で二酸化炭素が排出されてしまうのです。
また、高校化学で学ぶとおり、ハーバー・ボッシュ法は高温・高圧の条件下で行われるため、
その条件を維持するのにも多くのエネルギーを必要とします。
そこで、リンク先の記事でも紹介されているように、
水を水素源として用い、穏やかな条件下でアンモニアを合成する新たな方法が研究されています。
記事中では、「モリブデン錯体」という触媒も登場します。
モリブデンという元素はあまりなじみがないかもしれませんが、
高校生物でも登場する、窒素固定細菌がもつ酵素「ニトロゲナーゼ」にも含まれる元素です。
窒素固定細菌は、常温・常圧で空気中の窒素からアンモニアを合成できるため、
こうした研究にも大きなヒントを与えているのでしょう。
20世紀の人類を支えたといっても過言ではないハーバー・ボッシュ法。
開発からすでに1世紀以上が経ちましたが、
それに代わる新たなアンモニア合成法が登場する日も、そう遠くないのかもしれませんね。