応援メッセージ

英国紳士(教養学部 学部2年)

東大に入ることのメリットの一つとして周囲の環境があると考えています。つまり、周囲の人間が非常に学業などの活動に秀でており、将来的に研究者、官僚などの職種を問わず何かしらのプロフェッショナルを目指す人間にとって自分自身を研磨するのに最適な…
所属団体:東京大学英語ディベート部
出身高校:海城
趣味:読書、音楽

現在、特に力を入れている取り組み

現在は英語ディベート部にて活動しておりますが、英語ディベート部では各種の競技大会(国際・国内)があり、そこで活躍するために部員同士で日々研鑚を積んでいます。高校までの「勉強」では主にライティングとリーディング、申し訳程度にリスニングしかありませんが、この部ではほとんどがスピーキングとリスニングになります。もちろん中にはネイティブの人間もおりますので、彼らの流暢な英語を聴き、有効な反論を即興で組み立て、それをネイティブに伝わる英語で制限時間内にしゃべらなければならないので、高校までと異なり実際に「使える」英語力がつくのは間違いないです。そんなことが平然とできてしまう優秀な人間の多い中で活躍するのは骨が折れますが、日々充実しています。

東大の魅力

東大に入ることのメリットの一つとして周囲の環境があると考えています。つまり、周囲の人間が非常に学業などの活動に秀でており、将来的に研究者、官僚などの職種を問わず何かしらのプロフェッショナルを目指す人間にとって自分自身を研磨するのに最適な環境であるのはもちろんのこと、同期や先輩・後輩のつながりが将来的に自分自身の活動に有益であるのも間違いありません。というのも、東大は様々な人材を育成しそれを社会に排出しているので、自分が社会に出た後にその幅広いコネクションを用いて活動が容易になるからであり、それこそが東大の魅力の一つかと思います。

東大の足りないところ

ハイレベルな講義を行っているのは間違っていないのですが、特に理系では、それがグローバルスタンダードに対応しているものであるのかは正直なところ分かりません。つまり、国際的には周囲の人間と積極的に対話をしつつ知識を共有・先鋭化させ、自分の研究内容を深めていくというのが主流になっている現在、東大の講義はいまだに日本のガラパゴス化された「お勉強」の延長でしかないように感じます。

東大に対して、入学前と現在とでギャップを感じたこと

学業に優れている人間が集う場所ということで、いわゆる「ガリ勉」の集団と見られがちですが、中には積極的に課外活動やサークル、趣味やデートや合コンに打ち込むといった「普通の若者」という側面も多分にあり、面くらったのはいい思い出です。しかも東大生の多くはのめり込み具合が著しいので、サークルなどの大会でも他の大学の追随を許さないほどのレベルに登り詰めるというケースもしばしばみられます。

受験生時代を振り返り、こうしたほうが良かったと思えること

受験生時代はとかく睡眠時間を削って勉強に当てていたのですが、今になって思うと、睡眠を削るのはナンセンスでした。結局は授業に集中できず、自宅でも学習効率が下がってしまい良い側面はほとんどなかったと言っていいです。ですので、適度な睡眠と規則正しい生活を心がけることが合格への一歩ではないでしょうか。

私にとっての恩師

受験時代は駿台予備学校に通わせていただいていたのですが、そこでは英語の蒲生先生には大変お世話になりました。当時英文読解を単なる直訳の連続問題としかとらえていなかったのが僕でしたが、先生の「文脈による理解」という方針は非常に受験時に役に立ちました。やはり東大の入試での英文は、「膨大な量をこなさせる」という認識の受験生の方が多いかと思いますが、ただ単にシステマチックに英文を頭に叩き込むだけでは解答にはたどり着けません。そんな中で蒲生先生の指導は「英文を頭の中で噛み砕いて収納する」ことを容易にさせて下さったので、膨大な量の英文であっても頭の中がパンクすることなく、しっかりと理解して解答に結び付けられるようになりました。
現在活動しています英語ディベート部でも、話の文脈を理解して相手の議論を聞いていないといきなり出てきた未知の表現に対応できないですが、ご指導のおかげで、きっちりと相手の意図そのものを掴むことに成功しており、相手がネイティブでも引けをとらない議論が出来ているかと思います。
ですので、駿台予備学校にて英語科目を受講する機会のある方は是非一度蒲生先生の授業を覗いてみて下さい。きっと受験だけでなくその後にもつながる何かをつかめるかと思っています。

list page 

ソーシャルボタン

公式Twitterアカウント