応援メッセージ

yy(医学部医学科 学部3年)

研究や勉強面で日本一であること、それは言わずもがなと思うので割愛します。
規模の大きい総合大学であること。それが一つの東大の魅力であると思います。
キャンパス内には非常に多くのひとがいます。個性の強い教授や、さまざまな分野を学ぶ学生…
所属団体:オレンジペコ/鉄門テニス部/UTMC(友人の作った医療系サークル)
アルバイト:家庭教師/塾のチューター/某塾コンテンツ作成・添削/広告代理店
出身高校:栄東高校
趣味:読書/旅行/テニス/芸術鑑賞/食

現在、特に力を入れている取り組み

東大医学部では、多くの研究室が学生にもオープンで、学生のうちから研究に携わることができるようになっています。実際、3年生にもなると、同期の中には自主的に研究室に足しげく通い、各々の興味分野の研究を夜遅くまでやっている人がいたり、人によっては論文を書き始めたりしているようです。彼らの多くは非常に意欲的であり、純粋に尊敬しています。

僕はというと、まだ研究室には属していず、授業は極力切っており、彼らに比較して怠惰な学生生活を送っているように見えると思います。バイトとその準備や、遊びに行く予定に追われ、本棚の医学書はテスト前の数日間しか活躍することなく眠っているのが現状です。
しかし、焦って「すぐに研究/猛勉強しなくては」とはあまり思いません。寧ろ今は極力遊びや趣味に時間を充てることを意識しています。友達との旅行や、サークルや読書や芸術鑑賞に存分に時間を充てられるのは今のうちだけだと思っているからです(理系では、学年が増すほど自由な時間が削られます)。怠惰ではなく、あとで大学生活を振り返った時、後悔をしないような過ごし方をしようというのが僕の取り組みです(怠惰です)。

旅行では好きなスタイルがはっきりしてきたように感じます。ゆったりと時間を過ごすことがすきな僕は、基本的には長期で旅行日程をとり、現地ではツアーなどは利用せずに、半ばそこで生活するような形で現地を満喫します。2年の夏には友人とフィンランド・フランス旅行に行きましたが、全滞在日程は20日近く、パリ市内はほとんど自転車で移動しながら生活を組み立てていました。

東大の魅力

研究や勉強面で日本一であること、それは言わずもがなと思うので割愛します。
規模の大きい総合大学であること。それが一つの東大の魅力であると思います。
キャンパス内には非常に多くのひとがいます。個性の強い教授や、さまざまな分野を学ぶ学生(チェックシャツを来た人の割合がエリアによって全然異なるのは非常に興味深い)・院生の外国人、各種スポーツに本気で打ち込む人たち、はては近くの保育園の園児やら、餌をくれる人間にだけすり寄る大変現金な猫たちなどがいます。
自分とかかわっていく人たちも、なにかすごいところがあったり、たいへん変わっていたり、個性的で強烈な人たちが多いです(僕は変わっている人です)。その人のことをもっとよく知りたいと感じるような、そういう魅力を持ち合わせた人ばかりだと思います。そういう意味で、本当に、いい友達が多く作れる環境だと思います。

東大の足りないところ

あまり足りない部分を感じたことはありません。東大は高校までとは違い、学生は多大な自由(授業サボれるなど)と責任(サボり過ぎると留年するなど)を与えられ、自分の力でいろいろなことができるようになっています。したがって、主体的に行動すれば大抵のことはできるし、そうしなければなにもできないまま終わると思います。東大に関しては、学校に満足できるかできないかはひとえに自分の過ごし方によるのではないかというのが僕の持論です。

東大に対して、入学前と現在とでギャップを感じたこと

東大に入ればモテるかもと思っていましたが大いなる幻想でした。
これもひとえに自分次第なようです。

受験生時代を振り返り、こうしたほうが良かったと思えること

高校時代の勉強でつねづね意識し、実際に功をなしたと思えるのは、「やりたくなる勉強しかやらない」というポリシーです。数学にはまった時はひたすら数学をやる、面白そうな英語の本を見つけたときはそれをひたすら読む、など、あまりMUSTに縛られない勉強をしていました。
個人的には「楽しい」と思うことが一番効率のよい勉強法だと思っていたので、細々したスケジューリングやら誰かの勧める「効率的な」勉強法などは気にもせず、好き勝手やっていました。

私にとっての恩師

SEG…青木亮二先生(数学)
青木先生の授業は、毎回漫才を見に行くくらいの気持ちで受けていました。
「だがしかーし」「大いなる幻想」などと、伝染性のある青木語録を駆使したリズミカルでユーモラスな授業は、聞いていて全く退屈しませんでした。
肝心の内容も非常にレベルが高く、数学の問題の背景を解説してくださったり、時には大学数学に踏み込んだり、いや踏み込むどころかむしろどっぷり浸かったり、かと思えば複雑な数学の問題を日常感覚に置き換えて説明していただいたりと、本当にためになりました。
ユーモラスな人間性からファンも多く、本当のカリスマってこういうことをいうのかなって思いました。

GNOBLE…中山先生
ハイパー早口。授業時間では絶対に収まらない内容をしっかり終わらせてきます。授業は効率が悪いと思っていた節がありましたが、先生の授業なさる内容は、自習1週間分にも相当するのではないかと思いました。鳥が好きです。人が良く、おじさんにこういうひとが欲しいです。本当にお世話になりました。

TOMAS…田畑先生
中学受験時代にお世話になりました。小6からの受験をほぼ先生にお世話になり、その結果今の自分がいます。とても尊敬する先生で、今でもときどきご飯に誘ってくださいます。

栄東…河野先生
とても熱い先生で、数学が大好きです。最初に数学の楽しさを教えていただきました。数学が大好きすぎて結婚できないんじゃないかと心配していたら、いつの間にかちゃっかり美人をつかまえていました。まあイケメンですからね。

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