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桐原書店『即戦ゼミ 大学入試 英語頻出問題総演習 』

 今回は英語頻出問題総演習、通称「英頻」を紹介します。
 1985年に出版されて以来30年近くに渡って受験生に愛されてきた「英頻」、自分も受験生時代はこれでもかというほど使い込みました。「入試英語はこれ一冊で完璧」と表紙に銘打っている通り、私自身、センター試験、難関私立大、そして東大と...
 今回は英語頻出問題総演習、通称「英頻」を紹介します。

 1985年に出版されて以来30年近くに渡って受験生に愛されてきた「英頻」自分も受験生時代はこれでもかというほど使い込みました。「入試英語はこれ一冊で完璧」と表紙に銘打っている通り、私自身、センター試験、難関私立大、そして東大とあらゆる試験において本書で学んだことが役立ったと感じています。

 本書は6章から構成されており、それぞれ1章は重要構文、2章は重要イディオム、3章は文法・語法、4章は口語表現、5章は語彙、6章は発音・アクセントの問題を扱っています。見開きの左ページに問題、右ページに解説というレイアウト。解説の重要事項は赤シートで隠してチェック出来るようになっているのもポイントです。

 本書を使う上で注意したいのが、あくまでも本書は演習書であり、一通りの文法事項を学習した人向けの問題集であるということ。出題順は不定詞や仮定法といった単元ごとに分けられておらず、解説もお世辞にも充実しているとは言えません。英文法の基礎が確立されていない人はまずは本書ではなく、学校教材やフォレスト等の文法書、Next Stage(ネクステージ)等の単元別問題集を使うことをオススメします。

 英文法のアウトプットをしたい人にとっては本書はうってつけです。先述した通り出題順が単元ごとではない点に加え、出題形式も空欄補充、和訳、整序、不足語補充整序、同義書き換えと様々です。そしてなんと言っても膨大な問題数をこなすことが出来るのが本書の利点でしょう。簡素なレイアウトと解説のおかげで、1章の重要構文の問題だけでも600題近くの問題が収録されています。

 また、本書は単なる問題集でなく、構文集として収録されている英文を暗記する、といった使い方も可能です。特に第1章には重要表現ばかりが数多く掲載されているため、これらを覚えることで東大二次試験の英作文にも活用出来るでしょう。

 6章で発音・アクセントの頻出問題が纏めて掲載されているのも嬉しい。英語が得意でも意外とセンター試験の発音・アクセント問題が苦手な人も多いのではないでしょうか。そんな人はとりあえず本書の6章に目を通しておけば安心です。

 演習用問題集である本書ですが、一度問題を解いて終わり!ではなく、何度も何度も繰り返しやり込み、暗記するぐらいまで使い込まなければ効果は半減、いや十分の一以下になってしまうでしょう。是非皆さんも私や他の東大入試を突破した多くの先輩達と同じように本書を使い倒してみてください。



2014/05/16 大澤英輝

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