東大数学の難易度と分野を整理しました。
理系
年 第1問 第2問 第3問 第4問 第5問 第6問
2015 領域(普)確率(普)極限(普)数列(普)整数(難)積分(難)
2014 図形(易)確率(普)座標(普)極限(難)整数(難)領域(普)
2013 座標(易)微分(易)確率(難)図形(普)整数(難)積分(難)
2012 座標(易)確率(普)積分(易)整数(難)行列(普)行列(難)
2011 微分(易)整数(難)積分(難)図形(普)確率(普)積分(難)
2010 図形(普)積分(普)確率(普)積分(普)図形(普)図形(難)
2009 整数(難)行列(普)確率(普)積分(普)微分(普)図形(難)
2008 極限(普)確率(普)積分(難)微分(易)整数(難)積分(普)
2007 整数(普)図形(普)領域(普)行列(普)確率(普)積分(難)
2006 図形(易)確率(普)図形(難)整数(普)極限(難)積分(普)
2005 微分(易)複素(難)微分(普)整数(普)確率(普)積分(難)
2004 図形(普)整数(難)積分(難)関数(普)極限(普)確率(普)
2003 積分(普)複素(普)積分(難)整数(普)確率(普)図形(普)
2002 座標(易)整数(易)図形(難)微分(易)極限(易)確率(難)
2001 図形(普)積分(普)微分(易)複素(普)論証(難)確率(難)
文系
年 第1問 第2問 第3問 第4問
2015 整数(普)積分(普)図形(普)確率(難)
2014 微分(易)確率(普)領域(難)整数(難)
2013 微分(普)図形(普)関数(普)確率(難)
2012 関数(易)図形(普)確率(普)積分(普)
2011 積分(易)整数(普)確率(普)軌跡(普)
2010 図形(易)積分(易)確率(難)図形(難)
2009 座標(易)整数(普)確率(普)積分(普)
2008 積分(易)確率(易)軌跡(難)整数(難)
2007 積分(易)図形(普)整数(普)確率(普)
2006 図形(普)確率(普)整数(普)関数(普)
2005 積分(易)整数(普)関数(難)確率(普)
2004 座標(普)領域(易)関数(難)確率(普)
2003 積分(普)領域(普)整数(普)確率(難)
2002 座標(易)整数(易)積分(普)論証(普)
2001 図形(普)微分(易)確率(難)論証(難)
データの補足
・難易度は三段階(易,普,難)で評価しています。様々な資料をもとにできるだけ客観的な評価になるよう意識しましたが,難しさは人によってかなり異なると思います。参考程度にどうぞ。
・東大は複数分野にまたがる問題が非常に多いです。一部強引に分野を決めています。場合の数の問題も「確率」と書いています。「複素」は複素数を表します。
コメント
・理系は第1問が比較的易しく,第6問が比較的難しい年が多いです。
・文系は第1問が比較的易しく,第3問,第4問が比較的難しい年が多いです。
・理系について,積分は第3問,第6問で出題される年が多いです。第3問,第6問は解答用紙のスペースが広いので,計算量が多い問題も出題しやすいからと考えられます。
・微分がメインの問題は「易」がつきやすく,ここで失点しないことが重要です。
・確率,整数は他の分野とは独立な(複数の分野にはまたがらない)問題が多いです。理系では確率,整数はほぼ確実に一問ずつ出題されます。文系でも確率はほぼ確実に,整数も高確率で出題されます。