東大数学の解答用紙は、例年次のような形式となっています。
⇒PDFファイルダウンロード(文系・全年度共通)
⇒PDFファイルダウンロード(理系・全年度共通)
理系
A3程度のサイズの解答用紙が2枚。1枚目の表が第1問と第2問,1枚目の裏が第3問,2枚目の表が第4問と第5問,2枚目の裏に第6問です。第3問と第6問については解答欄の広さが他の問題の2倍ということになります。解答欄の広さと解答に必要な記述量は必ずしも比例しないので注意が必要です。
文系
A3程度のサイズの解答用紙が1枚。表が第1問と第2問,裏が第3問と第4問です。4問とも解答欄の広さは同じということになります。
文理共通の特徴
・解答欄は完全に真っ白で自由度が高いです。計算の途中式,考え方,説明のための図などを適切に入れていく必要があります(多すぎると解答欄が不足するかもしれない&時間が無駄)。
その他注意点など
・とにかく正しい答えを出すことが非常に重要です。途中経過を丁寧に書くことにこだわり過ぎないようにしましょう。特に理系の第3問,第6問は解答用紙の面積が広いため,それなりにきちんと途中経過を書かないと解答欄が余ってしまい不安になりますが,細部にこだわって答えを出さないで終わるよりは、粗い議論でも値を出した方がマシです。
・下図のように,解答用紙の真ん中に縦線を引っ張って二段に分けて書いていくのがオススメです(解答スペースを効率よく使える&見直しもしやすい)。
・解答欄が真っ白なので,解答欄を間違える(違う大問の欄に書いてしまう)可能性があります。注意して下さい。もちろん途中で気づくはずですが,途中まで書いた解答を消して書き直すのはかなりのタイムロスになります。
※解答用紙二段組の例