第76回駒場祭公式ウェブサイト

2025.11.23

  • 川瀬響

    東大駒場キャンパスにて、11月24日(月・休)まで駒場祭が開催されています。 駒場キャンパスは1・2年生が学ぶキャンパスになります。 今朝少しだけ様子を覗いてきましたが、黄葉が見頃を迎えた銀杏並木の両側には多種多様な模擬店が並んでいて、たくさんの人でにぎわっていました。 もちろん、東大ならではの学術企画や講演会なども催されています。 駒場キャンパスの雰囲気や、東大生の様子を感じることのできる貴重な機会です。 受験を考えている方は足を運んでみてはいかがでしょうか。 また、残念ながら足を運べない方も、公式ウェブサイト上で楽しめるコンテンツが用意されているので、ぜひ確認してみてください。
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「両親とも高卒で、自分も勉強ができません。結局、学びも『親ガチャ』なのではないでしょうか」。学力と育ちに関係はあるのか考える

2025.11.15

  • 川瀬響

    東京大学を目指している受験生の中には、 「自分の家は恵まれていないから東大なんて無理だ」と感じている人もいるかもしれません。 また、保護者の方の中には「自分の学歴が低いから、子どもも勉強が苦手なのでは」と悩んでいる方もいるかもしれません。 今回紹介する記事では、 「学力は環境によってどの程度左右されるのか」というテーマについて考えています。 記事中には"人生そのものが「ガチャガチャの連続」"という言葉もあります。 確かに、すべての環境が平等というわけではありません。 でも、「変えられないもの」ばかりに目を向けるのではなく、 「自分で変えられること」に目を向けて努力を積み重ねる―― その姿勢こそ、東大受験にも通じる大切な考え方だと思います。 自分の力で未来を切り開こうとしている受験生に、ぜひ読んでほしい記事です。 また、お子さんを支える保護者の方にも読んでいただきたい内容です。
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奨学金(奨学制度インデックス) | 東京大学

2025.11.05

東京大学

  • 川瀬響

    東京大学では、経済的な理由で進学をためらうことのないよう、 さまざまな奨学金制度や支援制度が整備されています。 特に、地方から上京して一人暮らしをする場合、学費や生活費などに不安を感じる方も多いかもしれません。 そうした方のために、東京大学公式サイトでは、給付型・貸与型の奨学金、大学独自の支援制度などがまとめられています。 また、東大への進学を希望する高校生を対象とした奨学金の中には、11月中旬が締め切りとなっているものもあります。 奨学金の申請は、早めの情報収集が大切です。 進学を目指すうえで、安心して学べる環境づくりの第一歩として、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
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自然界最強の毒素の一つパリトキシンの作用機構を解明 ―― パリトキシンはどのようにしてナトリウム・カリウムポンプを 陽イオンチャネルに変えるか ―― | 東京大学 定量生命科学研究所

2025.10.04

  • 川瀬響

    東大のプレスリリースから、大学入試の勉強にもつながる話題を紹介します。 高校生物で必ず登場する「ナトリウムポンプ」。細胞内外でナトリウムイオンやカリウムイオンを運ぶ重要な膜タンパク質ですが、仕組みを深く理解している受験生は多くありません。 今回紹介するプレスリリースでは、その働きが分かりやすく説明されています。 生物を学ぶと、「なぜ毒が危険なのか」というメカニズムも理解できるようになります。例えば、フグ毒(テトロドトキシン)はナトリウムチャネルを阻害するため、興奮の伝導が止まってしまいます。一方、パリトキシンはナトリウムポンプを異常に変化させ、陽イオンを何でも通してしまう“チャネル化”を引き起こします。 (「陽イオンを何でも通す」仕組みが、化学で学ぶ「陽イオン交換膜」と似ているというのも興味深い点だと思います。) 記事の最後には、 「チャネルとポンプは果たすべき役割が違い、それに応じて蛋白質のデザインの方針も違うということが、今回の研究で明らかになった」 とまとめられています。生命現象を支える分子が目的に応じて精密に設計されているということに、 受験勉強の先にある“学問の面白さ”を感じられるのではないでしょうか。 入試で問われる知識と、研究最前線がどのようにつながっているのか――特に生物選択の方は、ぜひ記事を読んでみてください。
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「全盲東大生」と呼ばないで…「障害者なのにすごい」称賛への違和感、東大教授に進む原動力に

2025.09.27

  • 川瀬響

    東大を卒業された方に関する、多様性について考えるきっかけとなる記事を紹介します。 記事の中にある、 「もし、人間の大半が目の見えない人で、目の見える人が少数派だったら...」 という言葉がとても印象に残りました。 私自身、障害を持つ人に対して「すごいな」「頑張っているな」と思うことがあります。しかし、その感情は「自分は多数派で相手は少数派」という前提から生まれているのかもしれません。そう気づくと、無意識のうちに上下の物差しを持っていたことにハッとさせられます。 実際には、目が見えないからこそできることがあり、目が見えるからこそできることもある。どちらが優れているという話ではなく、それぞれが持っている力や背景の違いがあるだけです。 人は生まれ持ったものや育った環境、経験してきたことが一人ひとり異なります。その違いを一つの物差しで優劣づけ、排除してしまう社会は、実は全ての人類にとって生きにくい世界になるのではないでしょうか。 「多様性」という言葉が叫ばれて久しい世の中ですが、 なぜ「多様性」が重要なのか(あるいは重要ではないのか)、 考えてみることも大切な学びだと思います。
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「受験では数学が得点源に…」陸上競技のU20日本王者がなぜ「東大に現役合格」できた? “究極の文武両道”吉澤登吾が描く“どっちも選ぶ”未来図(生島淳)

2025.09.06

  • 川瀬響

    陸上競技U20日本選手権の男子800mで優勝し、その翌年春に東京大学に合格された方の記事をご紹介します。 この経歴からも分かるように、勉強に専念する時間は決して多くなかったはずです。 きっと、競技との両立に悩みながらも、時間を見つけてはコツコツと努力を積み重ねてきたのでしょう。 その姿勢が、東大合格という大きな成果につながったのだと思います。 記事の中にあった、 「大学生活で楽しみなのは、勉強に対して、自分の能力を最大限に投下する熱量を持つ仲間に会えるだろうな、ということです。」 という言葉には、心から驚かされました。 陸上競技で日本一に輝くような方が、さらに勉強に対しても“全力を注ぐ仲間に出会えること”を楽しみにしている。 その真摯さと向上心に、ただただ尊敬の気持ちを抱きます。 もちろん、その裏には想像を絶する努力があったはずです。 でも、「すべてに全力で、しかも楽しみながら向き合う」という姿勢こそが、可能性をどこまでも広げていくのだと、この記事から改めて教えてもらいました。
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「東大で獣医学を学んでTBSに」異色のキャリアを歩む「御上先生」の監督 大学での学びをドラマの現場でどう生かしたのか

2025.08.31

  • 川瀬響

    東大で獣医師免許を取得し、現在はドラマ制作に携わっている方の記事をご紹介します。 紹介されている嶋田さんは、まさに異色の経歴の持ち主です。 記事中の「今の仕事を選択した以上、今まで学んできたことを存分に生かしたうえで社会に対して恩返しをしていきたい」という言葉に、共感を覚えました。 この姿勢は、東京大学のアドミッション・ポリシーにある「期待する学生像」のひとつにも重なるものだと感じます。 難解な知識を記憶する力や、複雑な問題を解く力ももちろん大切です。 でもそれは、「自分の力をどう社会に活かしていくか」という大きな目的に対する、 手段の一つなのではないでしょうか。 「社会に還元する」と聞くと、大それたことのように感じるかもしれません。 でも実際には、たとえば―― うまくいかない仕事にどう向き合うか、 困っている誰かにどう手を差し伸べるか―― そうした一つひとつの行動にも、その視点は表れます。 こうした価値観を大切にしたいと願う人にとって、 東京大学を目指して勉強すること、そして進学することは、 人生における「大きな武器」を手に入れることにつながるのではないでしょうか。
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勉強によって新たな自分自身を発見しようー「実践」と「探究」を重ねて見えてきたもの

2025.08.12

「全日制高校通わず東大へ」、通信制&高認から逆転合格した5名のリアルな"どん底体験記" | 東洋経済education×ICT

2025.08.10

  • 川瀬響

    通信制高校から東大に進学した方に関する話題です。 全日制の高校と比べると、通信制高校では、どうしても“強制的に勉強に向き合う機会”が少なくなるかもしれません。 けれど、そのような環境の中で、自分の進む道を模索し、自ら決めた目標に向かって実行していく―― その経験は、むしろ大学進学後の学びや、将来の人生そのものにも大きく生きてくるのではないかと思います。 「全日制高校に進むことだけが正解ではない」と気づき、自分の人生を主体的に選んでいくその姿勢に、心から感銘を受けました。
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【入試情報】#06 東大入試の日程・時間割(2026年度最新)

2025.07.25

  • […] 募集人員は年度の認可手続きで微調整がありつつ概ね95〜97名規模で運用されています。 (東京大学, 東大入試ドットコム) […]
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UTokyo College of Design

2025.07.13

  • 川瀬響

    2027年秋に開設予定の東京大学の新しい学部「UTokyo College of Design」。 ついに、入学者選抜の概要が発表されました。 初回の選抜は2026年に実施予定で、いよいよ入試まであと1年あまりとなりました。 UTokyo College of Designは、東京大学の持つ「知」の力とデザインの力を融合させ、 社会課題の解決を通じて、世界にインパクトを与える人材の育成を目指しています。 「英語を使うことに抵抗がない」 「社会課題を解決するための基盤となる力を学びたい!」 「〇〇について学び、研究し、世界に価値を提供したい!」 ――そんな明確な目的意識を持つ人にとって、 この新しい学部は大きな挑戦の選択肢となるでしょう。 今後も情報は順次アップデートされていく見込みです。 少しでも興味がある方は、定期的にチェックしておくことをおすすめします。 個人的には、それほどまでに明確な目的意識を持つ方であれば、 「なぜ東大で学びたいのか」という視点も、進路選択の上で欠かせない問いになると思います。 日本にとどまらず、世界中の大学と比較しても、この学部で何を得たいのか―― そんな視点から考えてみるのも、とても価値のあるプロセスではないでしょうか。
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