【対談その1】質問回答サイト NoSchool 代表と「独学」について徹底対談!

こんにちは!東大入試ドットコム 編集長の林です。

本サイトの読者には独学で東大合格が目指す方が多いと思いますが、そんな皆さんのために「独学」について対談を行いました!

お相手は、質問回答サイト「NoSchool」代表の徃西さんです。

動画はコチラ!

林  東大入試ドットコムをご覧のみなさんこんにちは!編集長の林です。今回から動画企画やっていきたいと思います。今回初回のゲストは、NoSchoolの徃西(おうにし)さんです。

徃西 徃西(おうにし)です。よろしくお願いします!

林  往西さんはNoSchoolという質問回答サイトをやってらっしゃいます。簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいですか。

徃西 勉強の質問が無料でスマホひとつでできるような NoSchool というサービスを運営しています。普段がから林先生と交流をさせて頂いていて、今回東大入試ドットコムの編集長になられたということで、せっかくなので普段ご覧いただいている方に向けて、何か役に立つようなものをお送りできればなぁといくつか考えてきたので、色々お話ができればなと思います。普段この記事をご覧いただいている方は東大や難関大を目指してる学生の方が多いとは思うんですけども、林先生がまず独学で東大に行かれたということですよね?

林  そうですね。僕自身は中学高校の間は塾に通っていなくて一人で勉強していました。学校の勉強と合わせて自分で勉強して、幸いそれで東京大学理科一類に現役合格することができまして。なので独学で勉強する上での大変さとか、いいところとかも話ししていければなと思います。

独学で東大に合格できるか?

徃西 さっそくいきなりすごいお題なんですけど。独学で東大に合格できるか?っていう、これは答えはないとは思うんですけれども。実際に難易度としては学部にもよってくるんですよね?

林  それはそうですねやっぱり文系理系とか、あるいは理系でも理科一類二類三類とかによっても変わってきます。ただ、東京大学に独学で合格できるかどうかは厳密に不可能ってことはもちろんないです。何と言っても僕自身がそうだったので。なので可能ではありますが、やっぱり塾に通って東京大学に受かるのと比べたらどうしても大変になっちゃうのかなと思います。

徃西 林先生は当時は中高一貫だったんですよね。

林  僕実は小学生の頃は塾に通っていて。大手の塾だったんですが。そこで中学受験で開成とか筑駒とか受験して。ただ残念ながら不合格だったので。1月に受けていた埼玉県の営東中学校という学校に入学しました。ただやっぱり高校で筑駒に行きたいって思いは結構強かったので、栄東自体中高一貫だったんですけどそこで学校の先生にも謝りつつ、どうしても高校受験がしたいですということで、させてもらって高校で筑駒に行きました。なのでどっちも中高一貫ではあるんですけども、中学から高校で移ったという感じです。

徃西 珍しいですね当時は。

林  そうですね、当時中学校の時には270人とか同級生がいたんですけども、その中で多分外部の試験を受けた人は多分僕だけだったんじゃないかなと思います。

徃西 変えたいと思われた理由は?

林  ごく単純にリベンジしたいという思いもありましたし。実は僕、もともと将棋が結構好きで筑駒の将棋部に入りたいなと思って。そういうのもあったりとかいくつかの理由があって。筑駒が、とてもいい先輩が多そうだなという風に学園祭とか行って思ってたんですよ。だからやっぱり受けてみたいということで志望したという感じです。

徃西 中学と高校は独学一筋でやられているので、独学で乗り切るための極意みたいなところも含めて色々とお聞きしたいなと思っております。独学で東大合格できるか? という話は可能性としては当然ありますよということなんですね?

林  長い道のりではあるんですけどもそれを乗り越えると学力的にも強くなりますし、それこそお金がかからないとかいくつかメリットがあると思います。

独学で辛いこと ベスト3!

徃西 独学で辛いことベスト3をあげると?

林  そうですね…

徃西 急な無茶ぶりなんですけど(笑)

第3位

林  第3位はですね、家だとだらけてしまう

徃西 あるある!

林  ほとんど誰もがそうなんじゃないかと思うんですけど。家で勉強してると、例えば布団とかベットもあるし、パソコンもあとゲームも漫画もあるし。あるいは家族の音とかも聞こえちゃったりとかして。どうしても集中できない人が多いと思いますね。

徃西 ファミレスとかカフェとか行けたらいいんですけどね。行く人もいるかな?

林  結構いますね。よくスタバとかマックとかで勉強してる方々いらっしゃいますよね。ただ僕は思うんですけどあんまりカフェとか飲食店とかで勉強してもそんな意味ないというか。そんなちゃんと勉強してる人いないかなっていう印象はありますね。

徃西 みんなが遊んでる場にいちゃうと、マイナスですもんね。

林  そもそも目的が違いますからね。勉強する場じゃないので、どうしても。だから集中しきれない。周りもうるさいし食べ物とかもあるし集中できないっていうのあると思います。だから家で勉強するわけなんですが。

徃西 だらけてしまう瞬間も当然あるということですね?まあそれが第1位な気もしたんですけどそれは第3位なんですね。

林  僕はそこまで全然駄目ってわけじゃなかったのである程度自分を律しつつやっていけたんですけど。

徃西 要は自分を律するかどうかってところがポイントになってきますよね。

林  ごくストレートにそうですね。

第2位

徃西 じゃあ第2位は?

林  自分の答案を周りに見てもらう機会がない。結構単純なんですけど意外と盲点で。入試の採点って自己採点じゃないじゃないですか。もちろんセンターとかマークだからいけますけど。2次試験は大学の先生とかが真剣に採点するわけですよね。だから僕自身が書いた答案がどれくらい評価されるかというのは、、

徃西 添削とかですよね。

林  そうですねどうしても外部の添削とかに頼らないと自分では解決できないっていうのがあるんです。どうしてもこれは宿命みたいなもんで。

徃西 答えが1つの問題でしたらね、合ってるか合ってないか分かるんですけどね。

林  短答式とかマーク式とかだったら紛れはないんですけど、記述式が絡んできたりするとそもそも答えがあってても正しく論述できてるかどうかは、例えば数学とかでは大事ですし。あるいはそもそも自由英作文とか完全にオープンなクエスチョンなので、自分だとどうしても採点しきれないわけですよ。

徃西 たぶんそういう悩みを今まさに持ってらっしゃる方って多いんじゃないですか?

林  多いと思いますやっぱり。

徃西 どうやって対策をされてらっしゃったんですか?

林  実は僕自身は受験生の頃は満足のいく対策をしきれなかったってのが正直なところです。

徃西 それが悔しいというか難しいところ?

林  定期的に外部の模試あるじゃないですか。数ヶ月に一度とか。あるいは東大だったら東大実戦というのは年に2回あります。なんですけど、それもやっぱり回数も限られてますし。東大実戦の採点というのも学生のアルバイトの方とかがやってらっしゃる。時と場合によって必ずしも正確じゃないことも、、

徃西 ぶれてしまうこともあるかもしれませんね。

林  もちろん結構頼りにもなるんですけど、回数とかの面でどうしても心もとないというのが正直なところです。

第1位

徃西 確かにそれは第2位ですねまさに。じゃあ1位ということは、おそらくみんなが「あぁ」って思うものだと思うんですけど。

林  第1位はですね、どうしても勉強でつまずいちゃうポイントがある

徃西 はい、それ第1位なんですね(笑)

林  結構ぼんやりとした答えになっちゃいましたけど、これ多分自習独学をやったことがある人なら誰もが思うことなはずなんですよ。例えばどうしてもですね、数学だったら数学でもいくつかすごく大変なポイント、分かりにくいポイントが必ずあるんです。そこでやっぱり質問が出やすい、つまずきやすいという感じなんですよね。そういうのを自分一人で乗り越えるというのがすごく時間がかかる、あるいはできないというような問題が一番だと思います。

徃西 繋がってますもんね、結局ここでしんどいともう連鎖的に難しくなっていく。

林  1個1個ただ単に覚えていけばいいんなら、まだできるとこから攻めていけばいいんですけど。

徃西 暗記ものでしたらね。

林  すべての勉強は必ずしもそうとは限らないので。時々一箇所めんどくさいポイントがあって「覚えとけばいいか」という感じで後回しにしとくと、後々それが響いてきて「あれ? いつのまに(わからなくなった?)」ってことに。

徃西 確かにそうお聞きすると第1位ですね。普通というかあるあるだけれども、ちゃんと考えると一番多分皆さんも苦労してる点でしょうね。

林  例えばさっき言った第3位、自宅でだらけちゃうとかであれば、正直自習室も借りればいいし、図書館とか行けばいいですし。少なくとも表面上の解決策はあるわけです。なんですけど、つまずいちゃうということばっかりは自分で工夫してどうにかなるという類のものではないので。その意味で、実は地味ながら深刻な問題だと思っております。

徃西 当時、林先生の場合はその辺りはどうやって対策をされてらっしゃったんですか?

林  具体例で言うと数学で数列っていう分野があるんですよね、数学Bで。で、漸化式っていうテーマがあるんです。漸化式って数列を作る時に前の項を何倍してとか何倍してなんとかを足すと次になるとか。それを解いて一般項を求めよみたいな、n 項目を n を使って表せというのがあるんですよ。でそういう時に、漸化式だったら漸化式で特性方程式という方程式があって。これを解かなきゃいけないっていうのが当たり前ですけど、どの参考書とかにも載ってるんですよ。ただ僕は初めて見た時に急に特性方程式とか出てきて、この α ってなんだよα, β って何ですかって思っちゃうことが結構あったんです、実は。それをどうやって解決したかっていうと、僕は結局自力でわかるまでずっと考え続けました。例えば参考書を見て分かんない箇所、「特性方程式」って出てくるわけじゃないですか。そしたらそことずっとにらめっこして「なんでこんな計算してんだろう」って動機をひたすら探るわけですね。ただ僕はこれ結構時間かかっちゃって、ちょっと考えてわかんなかったんですよ。だからその時はネットで調べたりとかして、「特性方程式 意味」とかで調べて。数学の解説をしているサイトとか当時あんまなかったんですけど。

徃西 今は、うちの NoSchool とかもそうなんですけどいっぱい情報サイトはありますよね。

林  当時は貧弱だったので、どっかに埋もれてるかもわかんない個人のブログとか漁って。ただその数式も数式じゃなくて、ベタ打ちでよくわかんなくて汚い手書きとかだったので。そういうの頑張って、「あ! これだこれだ!」というの見つけて、問題解決をしてったんですよね。

徃西 やっぱり創意工夫と言いますかね。独学の大変なところは自力でなんとかしないといけないところですよね。

林  当たり前ですけど文字通り独力で何とかするしかないので、使えるものは何でも使って調べたって感じです。

徃西 では結構禁断の質問かもしれないんですけど。もし当時戻れるとしたら独学でやりましたか?

林  難しいところですけどね。。例えばお金が許せばというか完全にフリーだとしても、多分僕は独学を選んだんじゃないかなと思います正直。

徃西 理由としては?

林  僕、いまけっこう数学とか物理とかできるようになって。高校のときも日本物理オリンピックとかに出たりしたんですけど。なんで良い成績を収められたのかっていうと、やっぱり自分で考え抜く力っていうのが備わったからだと思っていて。結局、塾に行って例えば筑駒に受かったとか東大に受かったとか、そんな人いくらでもいるじゃないですか。だから、今の僕があるのは独学だったおかげであって。その意味で何度戻っても、記憶はなくしても独学にするんでしょうね僕は。

徃西 ストイックな人間じゃないとできない?

林  それはある意味は必要だと思います、どうしても。

徃西 一方で独学じゃない別の選択肢。塾に通うとか家庭教師を使うってところも当然いいところはありますね。

林  例えば大手塾とかだと「東大受かりたい」だったら東大向けコースというのもありますし。

徃西 ちゃんとカリキュラムも作られますしね。

林  素晴らしい先生方が東大合格に向けて指導をしてくださるので無駄がないわけですよね。

徃西 独学でできる部分とサポートが必要なところのバランスが作れればいいんでしょうけどね。

林  どうしても向き不向きの話に繋がっちゃうんですけど。他の人に教わるのが嫌だとかいじっぱりになって「もういいや独学で」ってなっちゃうと、そういう理由で独学する人はうまくいかないってのもあります。

徃西 ネガティブな気持ちで独学にしちゃおうみたいな、それだと結構しんどい?

林  ですねやっぱり。

徃西 やっぱり独学でなんとか頑張ろうみたいな前向きな気持ちで始まると割と、、

林  うまく行く人が多い印象ですね。

いまは、独学者向けのサービスが充実

徃西 後は今時だと便利なサービスが増えてるってところですよね。

林  そうですね、塾に通う塾の先生に頼るっていう以外の勉強の形というのもたくさんあって例えば授業を受けたいっていう話だったら、それこそスタディサプリやってますよね。

徃西 神授業!

林  素晴らしい先生が、動画見てみると、、、

徃西 スタディサプリの宣伝してるみたい(笑)

林  まあそうですね(笑)実際見てみると結構いい授業で、これだったら僕も使うかなと正直思いました。

徃西 結構レベルに合わせて分かれてるんですよね?

林  そうなんですよ。専任の素晴らしい実績も指導力もある方が丁寧に(授業される)ということで。しかもあれそんなに料金も高くないですよね。たぶん月額1000円とかで。高校生とかでもお年玉ちょっと節約をして1年間使えば、もしかしたら独学で大学合格も夢じゃない

徃西 お父さんお母さんにも頼みやすい金額かなあと。

林  授業はあと YouTube なんかもね。

徃西 そうですね最近は、無料で見れますからね。ただそういう意味でいうとレベルと言いますか質は結構バラバラになってきてるんですかね?

林  チャンネル登録者数がすごく多いチャンネルだと信用できます。結構YouTubeブームじゃないですけど始めてる人がとにかく多いので。そういう意味では言っちゃ悪いですけどピンキリは否定できないですね、間違いがあったりとか。

徃西 うまく取捨選択できる選べる、力があれば。

林  それは大事かもしれないですね。

徃西 やっぱり最近できるツールが増えてるんですけど全部使ってもよくはならないので、自分に合ったものは何かみたいな、ものを選ぶ目がないと難しい。

林  あとうまいツールを選ぶとかよさげなチャンネルに登録するとか、それだけだと学力って当たり前ですけど伸びないわけですよ。どういう方向性で行くかっていうのとその方向に進むっていうのはまた別のものなので。そこはやっぱ取り違えちゃいけなくて Studyplus とかいろんな素敵なサービスありますけど。それらを使うということと勉強するというのは分けて考える必要はあると思います。

徃西 うち(NoSchool)とかだとさっき話した質問ができるっていうところ。まさに実践というステップにおいて悩んでるというところはまさにど真ん中。独学だとどうしてもモチベーションが上がらないという子達はそういったツールもありますし。さっきの第2位ですよね。解答添削が難しいって子たちでも最近はオンラインで質問できる環境が整ってるので、うまく自分に合ったツールを選びながら独学をしっかりモチベーション高く維持してやっていけば全く可能性がないわけではない。

林  賢くツールを使って、でもやっぱり勉強が大事だというところを理解していれば、結構志望校の合格とかもどんなところでも見えてくると思いますね。

徃西 やっぱ独学は自分を律しないと難しいということですね。

林  そうですね、スマホのツールもそうですし、僕自身の学習塾でも自習席というのを用意してるので、授業外とか、あるいは自習だけのプランもあるんですけど、いつでも来て勉強することができます。そういう塾身近にもあると思いますし、是非探してもらって。あと答案だと、さっきの答案を見てもらえないっていうのがあったんですけど。僕も国公立二次試験の前にですね、東大受験生を対象に、東大の過去問演習ということで。数学の実践演習を時間計って答案書いてもらってそれの採点をしてとか、いろいろ工夫をしていこうと思っております。企画については、ホームぺージでも公開しておりますので是非チェックをしてください!

徃西 もう時期的にもみんなラストスパートで頑張ってるんじゃないですかね。

林  これ撮影時点でもうセンター試験まであと1週間ということになってますよね。そしてあっという間にセンターが終われば二次試験とか私立とか始まりますし。いよいよという感じですね。

徃西 我々も引き続きサポートできるように東大入試ドットコムも含めて。

林  これをご覧の東大受験生の方々でも、、難関大志望の受験生で(NoSchool で)質問している方いっぱいいますもんね?

徃西 そうですね、NoSchool もけっこう難しい質問が多いなと普段見ていて思いますね。

林  時々この子よく考えているなぁみたいな質問があってびっくりしちゃうんですけど。

徃西 勉強で独学で詰まった時はしっかりわからないことを書いていただければ、親切に林先生のような方が回答してくださるので是非 NoSchool でチェックしてみてください。

林  今回は独学で東大に合格できるかとか、独学について色々お話してきました。本日は質問回答サイト NoSchool の往西さんに来ていただきました。

徃西 ありがとうございました。

林  皆さん是非勉強頑張ってください!

徃西 頑張ってください!

林  今回は以上です!ありがとうございました〜

NoSchool について

今回お越しいただいた徃西さんのサービス「NoSchool」は、気軽に勉強の質問ができ、素晴らしい先生方から回答をもらえるサービスです。

特に独学で勉強している皆さんにとって、有力なツールになるに違いありません。

ぜひご利用ください!

この記事の著者/編集者

林俊介 東大入試ドットコム 編集長 

東大入試ドットコムの編集長です! 2019年春に東大の物理学科を卒業し、現在は学習塾 manabi (飯田橋)、オンライン家庭教師「毎日塾オンライン」を運営しております。 Twitter @s__hayashi

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