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センター9割への道 第7回:地学

東大理系志望の受験生に聞くと、地学受験者数が極端に少ないことに気づきます。
近年急にクローズアップされている地震学や、ノーベル賞に大きく貢献したカミオカンデなんかも地学分野。実際、進学振り分けでは地学分野の人気は高いようですが…
■はじめに■
東大理系志望の受験生に聞くと、地学受験者数が極端に少ないことに気づきます。
近年急にクローズアップされている地震学(リンク先は東京大学地震学研究所です)や、ノーベル賞に大きく貢献したカミオカンデなんかも地学分野。実際、進学振り分けでは地学分野の人気は高いようですが…
実は、地学を受験科目にする大学が少ないのがその原因だという話もありますが…

まあ、その話は別に譲るとして、ここではセンター地学のターゲット得点について。上に書いたように、理系受験生の地学受験者数は実際少ないので、文系で地学を受験する方をメインターゲットにして話をしたいと思います。


■出題内容■
時間は60分で100点満点。
問題構成は以下のようになっています。

問題番号 出題範囲 配点 問題形式

第1問

固体地球

20点

文章穴埋め
図表穴埋め・読み取り
計算・条件整理

第2問

岩石分野

20点

第3問

地質

20点

第4問

気象・海洋

20点

第5問

天文

20点


小問数は30問前後。各大問はA,Bの2パートに分かれており各パート3〜5問程度の問題があります。
各パートはリード文or図+問題。それなりの処理量です。
また、知識問題・思考問題・計算問題が6:2:1くらいの比率で配置されています。
計算問題は対策のしどころ。過去問等を通じてトレーニングしておきましょう。

続いて、各大問を見ていきます。


第1問
固体地球(地球の構造、大地形)と、最近では地震が出題される傾向にあります。基本的には知識が身に付いているかどうかが、得点できるかどうかを左右する問題が多いですが、実際の地球をモデル化して計算させる問題が1問程度出る場合もあります。

第2問
火山と、それに関わる岩石等の問題です。Aのパートでは地層の断面図や岩石の顕微鏡スケッチ等が出題されます。思考を求められる問題が出題されることもあり、少し時間を取られます。Bは火山や溶岩に関する知識問題が中心。確実に得点したいところです。

第3問
地質に関する問題です。Aは地質図が提示され、それを元に問題が出されます。持っている知識を元に考える問題が中心。ただ、慣れていればそこまで難しくないでしょう。Bは堆積作用等に関する問題。化石が扱われることもあります。

第4問
大気、海洋に関する問題です。大気・海水について、地球レベル・地域レベルでの出題が見られます。どちらが扱われるか、また知識メイン・思考メインも年により異なります。気象に関する問題では、やや難しい問題が出ることがあります。

第5問
宇宙、天体に関する問題。物理と似た問題が出ることもあります。全5問までの間で一番計算・思考を問われる問題が出やすく、苦手意識を感じることもあるかもしれません。ただ、他の科目(特に物理、化学)と比べれば易しい計算がメインでしょう。


■参考得点■
総合9割目指すなら……90〜100点
苦手でもここまでは……85点
本番で失敗……80点

参考書が少ないこともあり、対策がしにくく見える地学ですが、上に挙げた単元は高校の授業でも扱われる内容です。また、近年では分かりやすめの参考書も出て来て、対策もしやすくなりました。

ポイントとしては、必須とされる知識を押さえた上で思考・計算問題に慣れておくこと(どの科目でも同じですね)。理系科目だと物理、文系科目だと地理などと親和性が高い単元もあるので、組み合わせて対策をしたいところです。


2013/12/17 根本紘志

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