A級紙

#00【新】理学的興味をくすぐる入試問題の根底にあるテーマ

シリーズ「A級紙」は、皆さんが高校までで学習している内容が大学ではどんな風に現れるのか、また実際の研究でどのように使われているのか、生活にどのように溶け込んでいるのかといった話題を、東京大学の数学・物理・化学の入試問題に(無理矢理)絡めてちょっとだけでも知ってもらい、勉強をより一層楽しんでもらおうという連載です。
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背景にある話題は確かに高度

塾・学校での授業や、問題集の解説・コラムにも、「高校までで学習している内容の背景に何が有るのか」が話題に上ることはしばしばあります。しかし多くの受験生にとって、これは自分も思っていたことですが、そういった話の多くがピンとこないまま終わってしまうんですよね。

確かにそれらは入試問題の根底に関わるものですから、受験レベルからすればかなり高度なもの、すなわちA級と言っていいものばかりでしょう。受験生の内はそんな難しいことに気を取られず、目の前の受験勉強にだけ力を注いでいた方が良い、という意見には、実は自分も賛成です。

 

―高校生、特に忙しい受験生が扱うには、少し重い話なのですね。

でも、せっかく興味深い話題の近くにまで辿り着いているのに、そこに触れたら時間の無駄だなんてとても勿体ない話ですよね。このジレンマ、何とかならないかな……と考えた結論として企画されたのがこのコーナーです。

つまり、このコーナーではそういった、高校までの教科書には載っていないような突っ込んだ話を、大学受験に役立つような形で紹介し楽しんでもらうことを目指します。

A級紙で、受験生に勉強の醍醐味を味わってほしい

両方のイイトコ取りなんて欲張りな話なのかもしれませんが、この記事を通して少しでも、皆さんの理学的興味をくすぐり受験勉強のお役にも立つことができれば何よりの喜びです。

「入試」の奥の「A級紙」、どうぞ宜しくお願いします!

東大入試ドットコム編集長 石橋雄毅

(続く)

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